7月16日は、
私がダスキン加盟店を退職した、
悲劇の日でした。
6月中に解雇宣告され、
どうしたら良いかわからず、
親が母校の先生に相談するも、
「次の転職や進路に響かないように、
退職届を出すのが一番」だと言われ、
何もわからない小娘だったから、
周りに言われて、
そうしてしまいました。
形だけは自己都合退職でしたが、
誰からも惜しまれず、
寂しく辞めていきました。
この日の朝は朝礼後に、
サービスマスターのチラシの、
ポスティングに行った。
暑かったけど、
何とかやりきった。
しかしこの日、
好意を寄せていた、
サービスマスターのMさんは、
有休を取ってしまい、
最後に告白も出来なかった。
後味が悪過ぎた。
もう最後はやけくそになり、
パワハラ気質A店長ら上司の前で、
「Mさんは!Mさんは、
どうして今日は休みなんですかー??」と、
泣きながら訴えた。
唯一優しかった課長は、
「想いを書いた置き手紙をしなさい。
そして後は願いなさい。」
そう言ってくれて、
紙を渡してくれた。
しかし、パワハラ気質A店長は、
「もういい加減にしなさい!
そもそも職を失う人と、
付き合う訳も、
結婚する訳ないだろ!!」と、
発言をし、
最後には、
「こんなんだったら、
次もまた同じ失敗するよ!
気を付けな!チッ!」
本当に発言が酷すぎた。
こんな店長だから、
マットやモップを配達する従業員は、
朝礼前に早いところ、
「急ぎのお客様がいるので…」と言い、
早いところ車に乗り込み、走らせ、
配達先の近くまで行って、
待機する事態もあったぐらい。
そして最後、
メリーメイドの先輩、同期にも、
挨拶をした。
みんな、急に笑顔だった。
「次、頑張ってね!!」と、
言ってくれたりした。
きっとその笑顔は、
私がいなくなって、
せいせいしたからかも知れない。
しかし、その日の夜、
同期Aと先輩Aは、
仲良く食事に行っていた。
私に対して送別会は、
誰一人としてやろうともせず、
何にもなく、
会社を後にした。
その日の夜、
自宅の最寄り駅に着いたら、
高校の同級生Aから電話が来た。
「うちのクラスの子、
なんか結婚するみたいだよ!!
なんかもう進みすぎていて、
よくわからないよー!」
そう電話が来たのだ。
同級生の早い結婚にも驚いたが、
何にもなくなった状態の私からしたら、
結婚する事はものすごく羨ましかった。
授かり婚だったそうだが、
養ってくれる旦那様がいて、
そしてかわいい赤ちゃんが生まれて…
幸せな家庭になるんだろうな…。
私の夢は、その時点で、
そうよ!結婚して、子どもを生んで、
幸せになるん!!
そう夢見たのだが…
現実はそう甘くなかった。