高校3年生、
卒業後に就職を考えていた私は、
就活をしたわけだ。
しかし高校生は何社も受けれず、
学校に来た求人票を見て、
どこを受けたいかを決めて、
1社受けて不採用だったら、
次を探し、
また受け、
そして卒業まで残り3ヶ月となる、
12月になっても採用が決まらないと、
今度は自ら職安に出向き、
高卒求人を探す事になる。
12月、1月ともなれば、
なかなか厳しいため、
就職を諦めて、
専門学校への進路変更や、
職業訓練校に行くか、
もう全て無理そうならフリーター、
その道しかなくなる。
選択肢があまりない。
だから、私は高卒で就職して、
大失敗だったと、
10年以上経っても後悔している。
当時はまだ、
うぶな女子高生で小娘だった私は、
ダスキンメリーメイドの求人票を見て、
「仕事が忙しい主婦や、高齢者の方に代わり、
お掃除をサービスするお仕事です。
いつも、ありがとうと言われます。」
誰かのためになる、
そしていつも感謝されるなんて、
とても素敵な仕事だと思った。
そして会社見学に行った際にも、
案内をしてくれた先輩方、上司方も、
とても丁寧な方ばかりだった。
当時入社1年目の案内してくださった先輩が、
笑顔を絶やさず、
色々と説明をしてくださった。
しかし、その先輩は、
入社後は鬼のような口調で、
パワハラ気質だった。
見かけに騙された気分でしたわ!!
上司も一部は、
本当に酷い人が数名いて、
指導は口だけだし、
最後の出勤日にも、
「こんなんだったからダメだったんだよ!!
こんな調子なら、次もダメだと思う。」
そう言われた。
最後の日までそう言われたから、
すごくモヤモヤすると共に、
二度と会う事はないだろうけど、
一生許せない気持ちになった。
そのため、
その鬼のような口調の先輩と、
酷い上司に似ている人を見ると、
全く別の人なのに、
生理的に気持ち悪くなる。
ちょっと前には、
たまたま行ったセカストで、
その先輩に似ていた従業員を見ただけで、
全く違う人なのに、
見ただけで気持ち悪くなった。
人間関係に疲れてしまい、
退職から約1ヶ月間、
何も仕事をしなかった。
人間関係に疲れて、
しばらく何もやる気が起きなかった。
だけど、ダラダラ過ごしていると、
両親からは、
「何でもいいから、
アルバイトして!!」
そう言われ、
人間関係であまり悩まなくて済むような、
短期間のアルバイトを色々やっていくような、
生活をしていた。
仕事していない間、
私の両親は、
求人雑誌や広告を持ってきては、
これ、受けなさい!
あれ受けなさい!
そう言ってきてばかりだった。
本当はうつ病だったかも知れない。
しかし、それは甘いと思われるし、
病院に通えばそれなりにお金もかかる。
しかも、
「働いたら病院代は自分で出しなさい」と、
言われていた。
心療内科や精神科を受診したら、
何が違っていたかも知れない。