西海橋
日本三大急流の一つで、大きな渦潮が発生することで知られる伊之浦瀬戸の紺碧の海に大きなアーチを描いて銀色に輝く西海橋。
架設当時、東洋一、世界第3位を誇る固定アーチとして日本最高の技術と4年の歳月、そして5億5千万円の巨額を投じ、昭和30年10月日本発の有料道路橋として完成した。
「夢の架け橋」も夜になると「やっかいばし」とよばれる。
いざ橋の上から伊之浦瀬戸を見下ろすと、その高さと渦の大きさに自分が水の中へと導かれ渦に飲み込まれる感覚に襲われる。
西海橋のかかる西彼町、西海町は佐世保にはとても近いのだが、行き着くまでに地続きになっておらず、かつて「陸の孤島」と呼ばれた。
しかし、この橋がかかったことにより佐世保への行き来が楽になるとともに、長崎と佐世保の最短距離を結ぶ要路として、産業の発展に一役買っている。
その雄大な姿と景観のすばらしさからすぐに西海橋は観光地として有名になる。
その反面、自殺者の跡が絶えない場所として、完成翌年昭和31年には早くも自殺の名所として新聞に書かれるようになる。
昼間の雄大かつ優美な景観も夜になると、橋の赤い色がドス黒く見え、ガラリと雰囲気は一変する。
大きな橋にもかかわらず道路を照らす明かりもそれほど多くない。
貧しくて赤ちゃんを育てきれない夫婦が西海橋から自分たちの赤ちゃんを捨てた。
その赤ちゃんの泣き声が夜になると聞こえてくる、橋の上でびしょ濡れになった女性の幽霊を見た、橋のたもとを親子ずれの幽霊が横切ったなど目撃、体験談は数多くある。
そのため、橋の近くの交番では夜、警官が常駐しないという。
自殺防止のための防護ワイヤーが張り巡らせているが、現在も自殺者がたえない。
大きな渦潮に飛び込んだら最後、二度と遺体はあがる事はない。
そうした自殺者の霊が、潮とともに渦巻いているのだろう。
地元住民に聞き込みをしたところ、「ほんとにあの橋は自殺が多いけん、とくに3月は多いんだわ。」
3月。
奇しくも伊之浦瀬戸の渦が最大になるときである。
YouTubeから「西海橋」
https://www.youtube.com/watch?v=cKe0Mbgazg4
乱丸のコメント![]()
私の地元、佐世保にある観光地で有名な西海橋ですが、実は自殺の名所としても有名だったんですね![]()
ここは本当に景色が良くて他県からの就学旅行なども来られます。
昼にしか見た事がありませんが夜見たら不気味かもしれませんね。
こういう噂を聞いたら余計に夜には行きたくないです![]()
まあでも昼間に見る分には本当にキレイなとこですので佐世保にご旅行の際には西海橋も見てみてはどうでしょうか![]()
