疲労‐回復‐スピード | 酒井根走遊会のページ
酒井根走遊会海外支部からの更新です。

フルマラソンから1週間が過ぎました。

体は回復し、ダッシュを入れてもいい感じにスピードが乗るようになってきました。

しかしながらまだ体は回復していないようで、10km以上走ると脚が重たく感じられます。
そして上り坂はかなりきつい…

ここからどのように次のレースに繋げていくのか、慎重に行っていかなければなりませんが、
流れはほぼ決まっています。

月 EASY
火 200m×10~20 or 1000m+400m+200m×3
水 EASY
木 火と同じ
金 EASY
土 20km~30km or EASY
日 土と同じ

このような流れで行う予定です。

回復期の2週目に入り、特に意識したいことは
『スピードを感じる』ことです。

そのため、ゆっくりのRUNよりは、早く切り上げてスピード・動き作りを入れることで、
よりレースに近い動きを作っていきます。

高校生の時に、疲労したところで疲労する練習を重ねることにより体を強くする…

という考え方に陥っていましたが、(あまり頭を使っていなかった自分に反省…)

この疲労状態で練習を重ねてもあまり効果は得られないので、『回復&動き作り』

に焦点を当てることが、効率よく次のレースに繋げる方法だと考えています。


次の土曜日はハーフマラソンを走りますが、アップ+レース+ダウンで30km~35km程を走れればと考えています。ペースも3゚20”くらいで気持ちよく走ることが目的です。

ここから先はトラックレースになります。
マラソンはレースを賢く
トラックは練習を賢く
というような私のイメージです。

すでにトラック練習に入っているといってもいいので、練習を賢く・効率的に積んでいきたいと思います。

オーストラリアでの練習も残すところ3週間となりました。
競技場でなく芝生トラックで練習をする1年間、
日本に帰れば逆になります。
なれなかった芝生トラックも今ではいい動きで走ることができます。
ロードでも同じように『跳ね返る感覚』『合わせるタイミング』をつかむことができています。
帰国してからのレースが楽しみですが、まずはこちらでやり残しがないようにいい状態を作っていきたいと思います。




入りの1km地点(ペース 3゚20/km)
ラスト10m地点(スプリント)

スポットを踏んでいる状態(地面からの反発だけで進んでいる状態)
力を使って前へ進んでいる状態(パワーを推進力に変えている状態)

写真からも見て取れると思います。
この使い分けを、回復期・スピード期・走り込み期・ドリル・レース
で常に行えることが、どんな練習計画であるにしろ必要なことだと思います。