練習スタイル | 酒井根走遊会のページ
海外で思うように走れない状態が続いていましたが、ここへ来て復調してきました。

なぜ復調したのか要因を考えていきたいと思います。

現在の練習は

朝 30’
午後 30’+1000+400+30’+懸垂

となっています。

これを週6日繰り返しています。

そのほかの1日はlong runを行っています。
(20km~30km)

すると特に変わったことも行っていなくとも、スポットにはまります。
ペースの切り替えが速いペースで行えます。
山を楽々上れます。
ふくらはぎは太くなりません。
そして(必然的に)体は絞れレースに出れる状態に近づいていきます。

この結果から今までなぜ走れなかったのかが見えてきました。
海外に来た理由はいろいろなトレーニング理論に挑戦することですが、挑戦しすぎて自分と相性の良い練習をスタンダードに行えなかったことにあります。新しい練習や環境によって疲労した状態、目的を捉えきれなかった練習が多々ありました。

私の場合1000を1回ダッシュするという練習は体の状態を知るとともに、多くの情報を知り、修正することにつながります。
それをフレッシュな状態で(いつもと変わらない条件で→疲労度や慣れた環境など)行うことが私にとっては走りを支える重要な要素でした。
現在はそれを日々繰り返し、週に1回longrunを行うという流れが確立されており、もし週1回の練習で崩れても6日で修正できるという状況です。

この1日を挑戦・楽しむ・レースと位置づけて、段階を踏んでいくことが大切だということに気がつきました。

日本でも日曜のレース・練習は変わったことにトライしてあとは同じ練習をしていました。

自分と相性のいい練習を発見するとともに、自分と相性のいい流れもやはり重要ですね。

『当たり前のことではないか…』

と思うかもしれませんが、これは意外と難しいことですね。

復活の走りを来月からのXCシーズンにつなげていきます。