この異常気象の時代、

普通に考えても、今、わたしたちが身に付けておきたいことは、

保存食の作り方のような気がします。

大切な素材を、おいしく長持ちさせること。

有効につかいこなす知恵を身に付けることです。

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今回は、塩昆布。

出汁をとる昆布で作れます。

食事の箸やすめ、

ちょっとお酒、

ちょっとお茶漬け、

また、食欲のないときなど、あの3cm角の数枚で、ごはんがすすみます。

毎日海藻を食べる習慣にもなります。

食卓に<ゆとり>もうまれます。

おぼえていただきたい保存食です。

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わたしは、出汁を取ったあとの昆布をためておいて、よく作ります。

出汁をとったあと、金串に刺して台所で干しておくのです。

こうすると、かびも生えませんし、いろんな使い方ができます。

それについては、またの機会に。

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ザルに入ってるのは、3本分です。

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ま、

今回は、初めての方が、わかりやすいように、

真昆布1本分で、塩昆布をつくります。

つくるといっても、

酢水につけて戻して、醤油と酒でゆっくり炊くだけのことですから、

かんたんです。

ただ、1つだけ欠かせない条件があります。

ホーローなどの厚手の鍋で作ること。

土鍋なら最高です。

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真昆布1本分って、どれくらいかわからない方のために

レモンを置いてみました。長さや幅がつかめますか?

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前回、出汁取り初めの一歩で使ったのは、

最高級の真昆布北海道の道南・川汲(かっくみ)浜産。

今回のは、普及品の折浜産。

しっかりした厚みのある天然物です。

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はかりに載せたら、約150gありました。

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今すぐつくらないときは、こんな風に袋に入れておいても。

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写真をごらんください。

水は昆布にひたひた程度です。

このまま、3~4時間おいて戻します。

昆布によっては、まだ固さが残っているかもしれません。

この真昆布も、厚みがありますからまだ少し、固いのですが、

かめる程度戻っていれば、大丈夫です。

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酢を加え、このまま鍋に入れて、火にかけます。

最初は中火、煮立ったら、ごく弱火で炊きます。

40分くらい経ったら食べてみてください。

写真は、昆布が柔らかくなったところです。

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酒と濃口しょうゆを加えます。

これでまた、ごく弱火で炊いてください。

煮汁が50ccくらい残る程度まで。

焦がさないように、注意してください。

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炊きあがりです。

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鍋のまま、1時間おいて冷まします。冷めるまでに味が落ち着きます。

冷めるまでは、触らない方がいいですよ。

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ジャムのびんなどに小分けして冷蔵庫で保存します。

お友達にさしあげても喜ばれます。