水産庁は18日、米反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の抗議船から降ろされた小型ボート2隻が同日午前0時10分~午前2時ごろ、南極海を航行中の調査捕鯨船「第2勇新丸」に接近し、海中にロープを投げ入れたり、船体に向けて塗料入りの瓶約30本を投げつけたりする妨害行為を行ったと発表した。
SSメンバーらはさらに、第2勇新丸の船体側面に装着されていたネットなどをナイフで切断したため、乗組員らが小型ボートを竹ざおで押し返したほか、放水や音声で警告した。乗り込みを図ろうとした可能性があるという。
この妨害行為により、船体に装着されていた乗り込み防止用フロート1個が持ち去られた。また、乗組員2人が塗料を浴びたが、けがはないという。
一方、SS側は活動家1人に竹ざおが当たり、切り傷を負ったほか、第2勇新丸の乗組員がロープを回収しようとした際に使ったかぎ爪が活動家2人の肩に当たったと発表した。