【メキシコ市AFP=時事】治安悪化が深刻化しているメキシコのメディアは2日、昨年麻薬絡みで殺害された人の数が約1万2000人に達したと報じた。カルデロン大統領が軍を動員して麻薬組織撲滅に乗り出した2006年末以降の死者は5万人に上るとみられる。
主要紙レフォルマによると、昨年の死者は前年比6.3%増の1万2539人。残酷な手口も増加しており、約600体が頭部を切断された状態で見つかったほか、1000体以上に拷問の跡があった。
一方、ミレニオ紙は死者数を1万2284人とした上で、メキシコ湾岸のベラクルス州や、太平洋岸のゲレロ州での殺人事件増加が目立つと指摘している。