【ジャカルタ=梁田真樹子】インドネシア・ジャワ島南東部沖約40キロ・メートルのインド洋で17日午後、漁船が転覆しているのを地元漁民が発見した。
定員約100人の漁船に約250人が乗っていたとみられる。そのうち18日午後までに33人が救助されたが、200人以上が行方不明となっている。同国の警察などが、捜索を行っている。
地元報道などによると、漁船に乗っていたのはアフガニスタンやイラク出身の人々で、オーストラリア北西部クリスマス島へ向かう途中だった。同島には、難
民申請希望者の収容施設があり、亡命申請を目指して密航を計画したとみられる。今月15日に経由地のジャカルタを出発してジャワ島東部に到着し、そこから
乗船したらしい。
事故当時、現場海域は荒れていたという。警察は、定員を大幅に上回る乗船者の重みで漁船の安定が失われ、転覆につながったとみて調べている。