安野光雅さんの
『算私語録そのⅡ』を読んで驚きました。
以下は『算私語録そのⅡ』より抜粋。
エッソ・スタンダード石油の広報部が出しているもので、「エナジー対話」という、噂の高いシリーズがある。
その中に、馬場あき子と松田 修の『「方丈記」を読む』という本がある。以下はその本の中の馬場あき子の文章の抜粋である。
「数の観念が身につかず若い叔母がつききりで算術を教えた。あるとき、『垣根の中に鶏が13羽いました。3羽逃げたら残りは何羽ですか』という問題に、『たぶん2 3羽残る』と答えて物差しでぶたれたが、私の脳裏には、その時見ていた明るい庭と、13羽という語感がかもす群鶏のかがやき、次々に垣根を越えてゆく鶏の幻はいまもくきやかに真実で、たぶんあとに残るのは2 3羽であるはずなのだ。こんなことから数学をきらい詩歌に親しむようになる。
私が算数の文章題で
『見える』映像を
同じ感覚で見ている人がいた事に感激。
現役小学生では
友達の子どもには
仲間である確認が出来たのですが
この感覚を語り合える大人には
未だ巡り会っておりませんでした。
だからこそ
まさにソレを解る
大人の存在は
ちょっとないくらい
嬉しい!!!!
日差しをあびながら
羽ばたいてゆく鶏たちの
スローモーション映像と
その2分ほど後の
土埃と鶏の羽毛が
ゆっくり舞い落ちる
音のない情景が
薄いオレンジ色のフィルター越しに
私に『見える』のです。
皆の興奮も冷め
静かになった垣根の中を見ると
そこに残っている鶏は
『たぶん2~3羽であるはずなのだ。』
そう。
どんなに物差しでぶたれても。
『算私語録そのⅡ』を読んで驚きました。
以下は『算私語録そのⅡ』より抜粋。
エッソ・スタンダード石油の広報部が出しているもので、「エナジー対話」という、噂の高いシリーズがある。
その中に、馬場あき子と松田 修の『「方丈記」を読む』という本がある。以下はその本の中の馬場あき子の文章の抜粋である。
「数の観念が身につかず若い叔母がつききりで算術を教えた。あるとき、『垣根の中に鶏が13羽いました。3羽逃げたら残りは何羽ですか』という問題に、『たぶん2 3羽残る』と答えて物差しでぶたれたが、私の脳裏には、その時見ていた明るい庭と、13羽という語感がかもす群鶏のかがやき、次々に垣根を越えてゆく鶏の幻はいまもくきやかに真実で、たぶんあとに残るのは2 3羽であるはずなのだ。こんなことから数学をきらい詩歌に親しむようになる。
私が算数の文章題で
『見える』映像を
同じ感覚で見ている人がいた事に感激。
現役小学生では
友達の子どもには
仲間である確認が出来たのですが
この感覚を語り合える大人には
未だ巡り会っておりませんでした。
だからこそ
まさにソレを解る
大人の存在は
ちょっとないくらい
嬉しい!!!!
日差しをあびながら
羽ばたいてゆく鶏たちの
スローモーション映像と
その2分ほど後の
土埃と鶏の羽毛が
ゆっくり舞い落ちる
音のない情景が
薄いオレンジ色のフィルター越しに
私に『見える』のです。
皆の興奮も冷め
静かになった垣根の中を見ると
そこに残っている鶏は
『たぶん2~3羽であるはずなのだ。』
そう。
どんなに物差しでぶたれても。