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長らく入れっぱなしだった
貯金箱の小銭を持って
銀行に入金に行きました。

ところが
月末の金曜日の銀行は
朝のスタートに一歩でも出遅れたなら

人人人人が
待ち合いの椅子に
串団子の様に座っています。

銀行到着3秒で窓口入金は諦め
まだ空いていたATMで
コツコツ入金完了しました。

しめて8000円少々也。

予想金額より思いの外多かったので
すっかり気をよくした私は

帰宅するなり
娘が小学一年生の夏休みに作った
家型貯金箱

…勿論ザクザク中身入り…

を娘にプレゼントしました。

貯金箱の存在を全く知らなかった娘は
懐かしさで大喜び。

ヨシヨシ。
母は幼かったお前さんが作った貯金箱を
このように保管していたのだよ。

一通り思い出に浸った娘が
しげしげと貯金箱を眺めながら

『コレ、パパが作ったから
やっぱり頑丈~!』。

な、何ィ~???
作ったのはパパだと???

てっきり
娘が苦労して作った貯金箱と思いきや

夏休みの宿願を
二人で…いや父が作っていたとは。

ガックリきていた母を慰めるかの如く

『貯金箱の絵は自分で書いたからね。
わぁー、コックリさん!
コックリさんを書くのが
この時はマイブームだったから、
こればっかり書いてて。
懐かしいー!』


貯金箱にコックリさん…。
やっぱりカワッテル。

改めてじっくり貯金箱を見ると

絵描き歌の
『かわいいコック~さん♪』
が悲しげな微笑みを浮かべながら

『コックリさん…って、
それワシのことですねん』

と言ったかどうか…。