今読んでいる本
『余丁町停留所』
(入江相政著)

に、京都の料理屋さんの
『木藤』の事が
書かれていました。

『木藤』は
皇室御用達のお店なのですが、
そうなった経緯が
書かれています。


以下抜粋

…戦いに敗れたら、
宮内庁なんか、
もはやこれまでと、
長年、
京都事務所へ
出入りしていた料理屋から、
みんなことわられてしまった。
その時、
名のりを挙げて、
引き受けてくれたのが、
この木藤。
(中略)
…昭和22年に、
陛下は、
京都の大宮御所に
お泊まりになって、
大阪などへ
毎日お通いになった。
こういうことが
決まったら、
いろいろな料理屋が、
さまざまなつてを以て、
申し込んできた。
時の飛鳥井事務所長は、
みんなが見捨てた時に、
引き受けた木藤、
それをこの行幸の時に
つとめさせない法はない
といって、
木藤に頼んだ。
爾来、
陛下が
京都にお泊まりになれば、
和食はいつも
きまって木藤である。…。


これに似た話しを、
以前、
母から聞きました。

大和銀行
(現在りそな銀行)が、
公的支払い銀行の
先頭に書かれていたのは、
昔、
国が銀行から
お金を借りようとした際に
唯一、大和銀行だけが
融資に踏み切ってくれた。

それにより
救われた国は、
その恩返しに、
公的支払い銀行の筆頭とした…。

という内容。

母からの話なので、
真偽のほどは
わかりませんが、

どちらも
カッコイイ話!

『情けは人の為ならず』
巡り巡って、
自分の為になるって
本当だ!

見返りを期待せずに、
心を尽くした
ってところが、
カッコイイ!

自分も
そんな人間でありたい!
と思います。

因みに
『皇室御用達
ご愛用の高級店』
というサイトによると
木藤は
聚楽第跡にあるそうです。

店名の由来は
木下藤吉郎から
きたものとか。

住所
京都府京都市上京区葭屋町通(よしやまちどおり)上長者町上ル

営業時間
11:00~22:00

第3火曜日休み

075-441-2010