日本遺産 史跡 高山陣屋跡
幕末には全国に60数ヶ所あったといわれている代官・郡代所の中で
当時の主要建物が残っているのは
高山陣屋だけ
江戸幕府が飛騨国を直轄領とした
元禄5年(1692)から慶応4年(1868)の176年間
高山陣屋において、25代の代官・郡代が
幕府による飛騨支配のための執務を行った
明治以降も飛騨の行政の中枢であり続け
昭和44年(1969)まで県事務所として建物が利用されていた
入場料 個人¥440-
高山陣屋は代官・郡代やその部下が仕事をする「執務空間」
代官・郡代とその家族らが生活する「居住空間」
年貢米を貯蔵する「米蔵」の
3つの要素で構成されていてそれぞれの見学
展示資料などを見ることができます
御用場
地役人が執務をした部屋
真向兎
部屋の長押などに打ちつけた釘の頭を隠すための装飾
うさぎは子どもをたくさん産むことから、縁起のよい意匠とも
火災から建物を守ってくれる魔除けの意味合いがあるとも言われている
台所
御白洲