2024年5月12日午前9時現在
北海道や東北方面では昨晩オーロラが肉眼でも観測出来たという報道がうあった一方で
電波の世界では短波帯(3~30MHz)でデリンジャー現象による通信障害が発生しています。
私達ATCリスナーが聞く洋上管制や気象通報VOLMETやアマチュア無線は勿論、
短波ラジオ放送の内日本国内向けの日経グループのラジオNIKKEI(旧ラジオたんぱ)も
受信しずらい状況です。
1,000kw
大出力放送する
某国の短波放送ですら弱いという(笑)
デリンジャー現象は常に受信しずらい不可能というわけではなく
常に変化しますので改善されるたと思ったら悪化したり
悪化したと思ったら改善されたり常に変化します。
地球の自転により定点において
概ね日没~深夜未明まではフレアの影響が減り電離層の状態が改善される場合が多く
デリンジャー現象発生が長引くと再び日の出から再び悪化する事もあります。
デリンジャー現象についてYouTubeで紹介している動画が
ありますのでご興味のある方はご視聴下さい。
太陽X線観測に基づくデリンジャー現象の現況地図
2024年5月12日午前9時現在
スポラディックE層
イオノゾンデによる日本上空のfoEs(自動読み取り)
リンク
国立研究開発法人 情報通信研究機構 電磁波研究所 宇宙環境研究室
アマチュア無線の方にはおなじの方(笑)
Storm電離層嵐や
EsrスポラディックE層発生状況確認はこちらの方が便利です
YouTubeチャンネル
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
磁気嵐速報
磁気嵐が継続中です。
5月11日の2時5分(日本時間)に発生した磁気嵐は現在も継続中です。
地磁気水平成分の最大変化量は、12日の午前9時現在で 532nTです。
(5月12日 9時10分更新)
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