2024年1月31日トキエア就航初日に開催された
札幌丘珠空港周辺地域の篠路・茨戸・屯田・太平・百合が原
拓北・あいの里・栄西・栄東・伏古本町・丘珠・札苗・東雁来・
中沼各連合町内会と札幌市等で構成される丘珠空港周辺地域連絡協議会
第2回目が開催されその会議配布資料及び議事概要が公開されました。
第2回 丘珠空港周辺地域連絡協議会 協議概要
PDF版のリンクは最下段の出展元参考リンクにあります
○交通アクセス改善
・便数や利用者増に見合う交通アクセスの改善(駐車場拡充、バス便の充実)が必要。
・雁来大橋の袂に駐車場を整備し、雁来を拠点とした空港アクセス確保を。
・屯田→篠路→あいの里経由で空港へ向かうバスの新設を。
・屋根付きの立体駐車場の整備について検討してほしい。
○路線就航
・羽田、関西方面等、新規路線就航による誘客、利便性向上に期待。
○環境配慮
・騒音値の速報を見ると思ったより値は大きくない。今後行う冬期の調査も含めしっ
かり検証してほしい。
・騒音対策がなされない限り延伸すべきでないという意見も地域にはある。
・当地区は航路直下のため騒音の増加が一番心配。
札幌丘珠空港=周辺地域まちづくりとセットが大前提
札幌丘珠空港1800m滑走路延伸と同空港ターミナルビルを増改築するのか
移転新築するのかというものは配置レイアウト素案が確定しておらず
まず周辺地域まちづくりの大枠が策定されない限り
札幌丘珠空港を中心に据えた環境アセスメント等もまだ進まないのかな?
という印象ですが昨年札幌市内各所で実施されたオープン形式の意見交換の結果
にもありますが騒音対策を求める意見もある中で全体として期待感の方が
大きいためか概ね好意的だった様です。
市民意見の把握(アンケート・ワークショップ・オープンハウス)
第2回連絡協議会配布資料情報共有の各項にある通り
2023年もアンケート・ワークショップ・オープンハウス等を実施し
過去に札幌市が催した意見等データの割合がより期待感を持った
数値となっているため地域住民町内はみとより札幌市民の合意形成は
なされたと見て間違いない状況です。
丘珠空港機能強化検討会
こちらは札幌市が事務局となっている札幌丘珠空港に拠点を置く航空事業者や
陸自丘珠駐屯地、防衛省、国土交通省等の検討会ですが
以前ブログでもご紹介した通り札幌丘珠空港(正式名札幌飛行場)は
防衛省設置・陸上自衛隊管理の供用飛行場である以上防衛施設という
観点からどこまで検討協議が進むのかという点も注視する必要があります。
出展元参考リンク
第2回連絡協議会_配布資料(情報共有)(PDF:2,523KB)
2024年3月22日発行
札幌市まちづくり政策局空港活用推進室丘珠空港ニュース第30号