FDA 富士山静岡=札幌丘珠3月29日~10月24日まで運航再開するが・・・
どうなんでしょうね・・・という話題がチラホラと出ています。
まだ正式にFDAから何もプレスリリースが無い為3月29日運航再開は予定通りに行われるでしょう。
またHACの減便も先般追加されましたので株主としても気がかりではあります。
と言うよりANAホールディングス株の方が気がかりですが(汗)
簡単に手持ちと入手可能なデータと入手先を紹介しつつ書き進めます。
札幌市が行った「丘珠空港の利用目的・アクセス方法について アンケート調査」
https://www.city.sapporo.jp/shimin/okadama/enquete.html
調査方法
実施場所:丘珠空港2階の搭乗待合室内
実施日:2019年8月24日(土曜)~9月16日(月曜)
実施方法:質問紙法
調査対象者:丘珠空港から離陸する飛行機を利用する3,757人
回答数:3,570
回答率:95.0%(小数点第2位以下切り捨て)
この結果を見ますと、札幌丘珠発着=釧路47.7%、函館50.8%、利尻26.6%が医療従事以外の
ビジネス客に対し三沢27.3%、静岡54.9%、松本60.5%が観光客です。
利尻と三沢は医療従事以外のビジネス客の率と僅差ではあります。
続いて同年同月のJALマンスリーレポート
2019年8月実績
https://press.jal.co.jp/ja/items/uploads/483c16bdc1c99cb4457b281afe908738caa50e47.pdf
2019年9月実績 https://press.jal.co.jp/ja/items/uploads/7ae4531d016fd772c0d48c7a5ae88302dca77817.pdf
2020年1月実績
https://press.jal.co.jp/ja/items/uploads/a8d9b929e07572386e8dc47589baad77542f6191.pdf
搭乗率・利用率=収益良し悪しを単純には比較出来ませんが函館=奥尻間は元々低い値を示しす
区間だけに低調であるものの他の路線は66.5%~87.2%と地域コミューターとしては概ね良好
と言えますが今週中には2月実績、来月下旬には3月実績が公表されますのでそちらが気になります。
JALは3年債100億円と20年債100億円の普通社債を起債し手持ちの資金に厚みを
もたせて本体JALの他グループ子会社にも機動的な資金に充てると報じられましたので
今すぐHACが経営危機に陥る様な事にはならないと思いますが長期化するとなればHAC57%
JAC60%それそれJALが株を保有する連結会計子会社であるもののその他株は地方自治体が持つ
第3セクター方式の航空会社である為地元自治体との運航に関わる話し合い等も将来不安を
覚える所ではあります。
現時点ではそういう話も何もありませんけどね。
FDAは非上場企業の為毎月一般には実績を公表していない為調べようが無いものの
静岡線・松本線共に利用客の6割が観光客であるため新型コロナ感染症関連で予約状況が
芳しくないと仮定するならば減便や運休も当然視野に入ってくるのではないかと考えられます。