教え子の講演を拝聴しました。

 

スリランカ出身のスミットさん。

大分県主催の人権入門講座での講演。ジェンダー差別、高齢者の人権、様々な分野の人権問題を学ぶ講座で、

スミットくんは「外国人の人権」の枠で登壇。90分間の講演を行いました。

 

このスミットさんは、私が専門学校の学校長時代の教え子

学生時代には、

積極的に学校行事にも参加してくれ、

愚痴や文句も あまり言わず、いつも笑顔で頑張っていた印象の彼。

卒業後、現在は ホテルのフロントで働いています。

 

そんな彼が外国人として日本で学び、そして働いた経験から感じる

外国人が素直に感じた「差別」

について、なんと90分!講演しました。

スミットさんが何を感じ、どのような経験をしたのか?

何より90分話せるのか!?

色んな感情を胸に聞かせてもらいましたが、考えさせられる90分になりました。

多くの問題が教えてくれましたが、

 

例えば

・ある会社に入社する時「3年は辞めない」などの誓約書にサインせられることがあった

・飲食店で外国人という理由で入店を拒否されたことがあった

・日本で結婚し、日本で生まれた子どもも、日本人同様に扱ってくれない場合がある

・アパートを貸してくれない

・日本人と同じように働き、税金を払っても 日本人と同じ行政サービスを受けられないことがある

・入国管理局の国や学校で対応が変わる場合がある

その他にも、多くの日本の課題を赤裸々に語ってくれました。

 

話を聞きながら、いつもの笑顔の裏に「色々抱えてたのに、気づいてあげれてなかったなぁ…」と反省と、「よく頑張った!」と褒めたい気持ちが湧きました。

 

スミットさんが言うように、日本が大好き!日本で学びたい!日本で働きたい!と希望を持って来た留学生も、

こういった人権問題で、夢半ばで帰国を余儀無くされる場合も多く、

中途半端に帰国したことで…その後 母国での生活に困ることもあるらしい。

 

スミットさんが言われていましたが、もちろんルールを守らない留学生もいるのも事実。

だけど、外国人というだけで「外国人はダメ」とは見ないでほしい。

「同じ人間として付き合って欲しい」

 

当たり前なことだけど、これからのグローバル時代に改めて大切にしたい講演でした。

スミットさん、ありがとう!&頑張れ!