今日で11月も終わり、明日からは師走。今朝の最低気温は1.7℃でした。随分冷え込んだものです。それでも10時になるとぽかぽかの小春日和になりました。立梅用水に沿って走っているのは東海自然遊歩道。サイクリングロードとしては最高です。
曲がりくねったサイクリングロード。誰も通りません。立梅用水は音を立てることもなくとうとうと流れています。この曲がりくねった小径と用水は一つの絵になります。
渋柿の大樹が実をたわわに実らせています。カラスもお猿さんも食べに来ません。皮をむいて干したら本当に美味しい干し柿になるのですが。かってここは干し柿の生産地でした。田んぼには干し柿が並べられ一面が真っ赤に染まりました。
黄色い小さな花が群落を作っていました。植物図鑑で調べても名前は分かりません。朝露がいっぱい付いています。
その側に咲くのは薄紫の5mm程の小さな花。この季節の花の名前は分からず。
ヒメジオンの花はもう終わりを告げています。それなのにここだけが日溜まりになって凛と咲いています。
柿野神社、須佐之男命を祭っています。この時間に参詣に来る人はいません。いたって静か。かってここは大阪の玉造稲荷神社から伊勢神宮に至る伊勢本街道が通っていました。関西から多くの参拝客がここを通りました。しかも近くの三叉路で紀州徳川家の参勤交代の道、和歌山街道と合流するという場所。
境内にあるイチョウと楓が紅葉しています。空の青とイチョウの黄色、楓の赤が美しい晩秋の風景です。
山に囲まれた棚田。右端には伊勢三山の中央にそびえる白猪山が見えます。雲一つない小春日和。南斜面の田んぼの土手はちょっとした日溜まりになっています。風も凪いでしばらくここで日向ぼっこを楽しみました。








