春の野原に出てみると、フキノトウがどこにでも咲いています。もう探さなくてもここにも。
遅咲きの白梅の大樹が目立つように。高さが五メートルはあります。梅の実ができたら誰が採るのでしょう?誰も採らないから熟したら落ちて。その後のことは?
トチノキを椎茸ぼたにするため伐採した後、こんなに綺麗に枝を薪にするのでしょうか。これで羽釜でご飯を炊いたら、美味しいご飯が。木を燃やす香とお米が炊くとき出す香りが二重になって、美味しさは何倍にもなります。スーラライフ、スローフード、半世紀前は貧しいけど豊かでした。
ヨモギが芽を出しました。これで草餅を作ったら美味しいこと間違いなし。春の香が台所いっぱいになって、お餅を食べたら口の中は春一色。
竹藪の寒椿。日が暮れると急に寒くなってきました。寒椿が似つかわしい。昼の暖かさとは段違い。ああ、寒い。
河原には白サギが小魚が水面にあがってくるのをねらっています。上手く捕れるかな?
空ではトンビが獲物を探して旋回しています。みんな食べるのに必死。自分もお腹が空いてきました。トンビさん、今日の夕食にありつけたらいいのに。それにしてもこの冬をよくぞここまで越してきたものです。春になったら昆虫や蛙もでてくるから、もう少しの辛抱です。獲物なしで今晩を過ごすのは大変ですよね。