3年ぶりに、岐阜県にあるダイナランドに来ました。ここは高鷲スノーパークでも滑降できる西日本最大級のスキー場です。今日は快晴で風もなく、絶好のスキー日和です。ダイナランド側は林間コースがあり、バックカントリーのような楽しみ方もあります。結構起伏が大きくスリリングな滑りを楽しむことができます。ダイナランドは今年で50周年を迎え、水曜日には2450円で格安の料金です。
一方、高鷲スノーパークはゴンドラがあり、輸送量が格段にあるため、待ち時間がわずかです。山頂駅からさらに登るとバックカントリーコースがあり、山頂の大日岳からマウンテンスキーができます。但し、ここはダイナランドのゲレンデではないので、遭難したり怪我をしたら119番の世界で、すべては自己責任です。山頂駅にはレストランがあり、ここからの眺望は最高です。何と言っても北アルプスの名峰が一望できます。穂高連峰は結構近くに見えます。左から奥穂高岳、槍ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山が見えます。雪をいただいた雪線がまっすぐに伸びています。御嶽山は以前は噴気が見えましたが、今日は見えません。活動も静かなようです。
乗鞍岳では国立乗鞍青年の家に泊まってスキーをしたことがあります。ゲレンデの広さはどこまでも続いています。一般客でもお値打ちに泊まらせてくれました。今はどうなのでしょうか。御嶽山には御嶽ロブウェイーがあり、シーズン券を安く手に入れて楽しみました。今は、ウインターシーズンの営業はしていません。また、チャオ御嶽スノーリゾートもあり、5月に春スキーに行ったこともあります。以前は上村愛子さんのホームゲレンデで、子供たちに教えていたことがあります。ここも営業は終えて、寂しくなりました。
新型コロナウイルスで入場者が少なくなり、この高鷲ダイナも平日は閑散としています。その分、待ち時間がほとんど無いのは嬉しいことです。ゴンドラを動かせば1日150万円ほどの電気料金が必要なようで、営業は大変なのでしょうが、それでも夜はリステンバーンにするため重機を動かし、人工雪で新雪が降ったかのようにする配慮は昔と変わることはありません。アクセス道路も除雪がしてありました。
昭和の時代に映画「私をスキーに連れてって」が大ヒットし、だれもがスキー場に殺到しました。また、平成では「銀色のシーズン」が白馬八方尾根でロケが行われ、行ったことがあります。ここは、白馬三山や五竜岳をバックに長野オリンピック大回転が行われたコースを標高800m、長さ8kmを一気に滑降できました。それを五往復するとふらふらになって温泉に浸かるのが最高でした。
最後に夕食は中華料理のお店に入り、唐揚げ定食をいただきました。どれも丁寧に作ってあり、昔の美味しさでした。お客は少なく、こんなご時世なので営業は大変でしょうが、こんな美味しいお店はいつまでも残ってほしいものです。