冬になると 野焼きの風景 | バイカルアザラシのnicoチャンネル

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 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 冬になると田んぼで野焼きをします。薄青色の煙が立ち上って煙たそう。こんな山の中の小屋も少なくなりました。山の裾野には一面にトチノキが植えられています。そこを立梅用水が流れていて、田畑を潤します。用水の横を東海自然遊歩道が通っています。サイクリングをするには絶好のコースとなっています。

 

 よほど煙いのか、おじさんも風上に煙を避けました。草木を焼いた灰は、来年肥料となってまた豊作を約束してくれるでしょう。百年経ってもこんな風景が残っていたらいいと思います。原生林の楓もトチノキもみんな葉っぱを落として、清流櫛田川の川底に沈んでいます。ドローンで川上に上っていくと、青や黄色や赤の落ち葉が川底を錦に彩っています。山裾を彩っていた秋模様は細枝を裸にして、冷たい木枯らしが通り抜けていきます。