田植前の棚田は、隠れたお花畑になっています | バイカルアザラシのnicoチャンネル

バイカルアザラシのnicoチャンネル

 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 毎日晴れの日が続いています。雨が降らないと田植が始まりません。棚田には水が入らずまだお花畑です。

 

 日当たりがいいところには藤の花房が風に揺らいでいます。北斜面の山の藤は蔓がまだむき出しです。これが咲けば、もっと豪華に咲きます。

 

 松葉海蘭の花が田んぼ一面に咲いています。北アメリカからやってきて、こんな山深い棚田に一面に咲いています。

 

 ムラサキサギゴケの群落。善くもこんなに見事に群がって咲いたものです。

 

 近づくとこんな感じ。新緑に囲まれて一面に敷き詰められたように咲いています。草原に寝っ転がってカメラを構えれば、青い香りが鼻をつきます。

 

 これがムラサキサギゴケ。こんなのが一面に咲いています。いったいいくつ花が集まっているのでしょうか。

 

 ブルーヒアシンスの花。球根だから誰かが植えたはず。一体誰が植えたのでしょう。

 

 耕作放置された棚田の岩垣にはツタが張り付いて、自然にもどろうとしています。

 

 耕す人がいない棚田にはフキやヨモギが生えています。これできゃらぶきを作れば美味しい佃煮にできるのに。ヨモギをいっぱい入れて草餅にしたい。主人がいない棚田には誰も食べる人はいません。

 

 ハルジオンの綿毛。タンポポの種の綿毛とよく似ています。風が吹いたら吹くままに飛んで、また、新しいお花畑を作るのでしょう。