冬の竹林は夏。秋から冬にかけて竹は活動を活発にする。地下茎にエネルギーを蓄えて、春のなるとタケノコをあがらせるために。だからタケノコは竹が一年間溜めてきたエネルギーが充填されている。
寸胴に米ぬかを入れて、炭火で一晩煮る。後は朝がくるのを待つだけ。
皮まで美味しい。水道水をそっとかけないと形が壊れてしまうほどふわとろに炊き上がった。といっても、タケノコの食感は残っている。先ずはお刺身で食べるのが一番。それから煮染めがいい。次はタケノコご飯。生でも食べられるほど美味しいから、どんなにしても美味しいのは当たり前。これからワラビやゼンマイや山菜がいっぱい採れる。春が来た。