今日は朝から雨です。雨と雨の合間を縫って低空から空撮を試みました。ゆっくりゆっくり撮影していくと、地上からは見えない美しさが見えてきます。
地上から望遠レンズで撮るのも美しいのですが、やはり近づいてみるのが迫力があります。今年は台風で川が増水し、汚れを洗い流されて川の底まで透き通って見えます。川面には雨の空が映って川底が見えて複雑な光景です。
もう紅葉のピークもここまででしょうか。木枯らしでも一吹したらこの美しさはたちまちのうちに失われてしまいそう。
晴れたら川面に青空が映ります。これは二年前の風景。まだ紅葉していません。今年は水が豊かなので流れる川面に空は映りません。
冬になれば流れも緩やかになって、朝日が出たてで山陰の川面が鏡になります。すると山も逆さに青空も白雲もくっきりと映ります。時の流れのつかの間の美しさです。その一瞬を切り取るのは奇跡!
ここ数日で撮影した空撮の動画を5分に編集してみました。前半は原生林の上から紅葉を撮っています。次に日本の棚田百選に指定されている深野の棚田を遠景から撮りました。後半は原生林を真横からゆっくり空撮しています。動画を一時停止すれば、静止画を切り出せるのでシャッターチャンスがあれば、みなさんでベストショットを撮ってみてください。