五月の棚田は新しい発見がいっぱい。棚田に早苗が植わった。
どこを見ても早苗でいっぱい。山は碧で覆われ、棚田は緑で覆われている。雨上がりの朝は、風がない。だから、空が棚田の水面にそのまま映る。
菜の花が咲いている。でも、これはウソ。白菜の花。白菜は化ける。菜花になったり、ダイコンになったり、白菜になったり。でも、来年種を蒔いたら、やっぱり白菜になると思う。姿を七つに変える。
イチゴ、食べたい。実りました。雨の滴が遠い景色を逆さに写した。きれいだから、もう少しこのままにしておこう。
薔薇が咲いた。今朝はすべての物が滴で覆われている。ここって水の惑星であることを教えてくれる。
春の石垣の盟主、ベゴニア。雨上がりの晴れた朝はひときわ美しい。
ラムズイヤーも雨の恵みを受けて、繊毛にくっついている。朝日が照らすとその一つひとつが輝き出す。つかのまの金剛石。春の雨上がりの朝は、なんかきれい。それはすべてが水に包まれているからか。