五月の棚田は新しいことがいっぱい | バイカルアザラシのnicoチャンネル

バイカルアザラシのnicoチャンネル

 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 五月の棚田は新しい発見がいっぱい。棚田に早苗が植わった。

 
 どこを見ても早苗でいっぱい。山は碧で覆われ、棚田は緑で覆われている。雨上がりの朝は、風がない。だから、空が棚田の水面にそのまま映る。
 
 菜の花が咲いている。でも、これはウソ。白菜の花。白菜は化ける。菜花になったり、ダイコンになったり、白菜になったり。でも、来年種を蒔いたら、やっぱり白菜になると思う。姿を七つに変える。
 
 イチゴ、食べたい。実りました。雨の滴が遠い景色を逆さに写した。きれいだから、もう少しこのままにしておこう。
 
 薔薇が咲いた。今朝はすべての物が滴で覆われている。ここって水の惑星であることを教えてくれる。
 
 春の石垣の盟主、ベゴニア。雨上がりの晴れた朝はひときわ美しい。
 
 ラムズイヤーも雨の恵みを受けて、繊毛にくっついている。朝日が照らすとその一つひとつが輝き出す。つかのまの金剛石。春の雨上がりの朝は、なんかきれい。それはすべてが水に包まれているからか。