伊勢志摩に春の風が吹き始めました | バイカルアザラシのnicoチャンネル

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 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 伊勢志摩サミットが開かれた志摩の海に春の風が吹き始めました。ここは波切の灯台から見た大王崎の町並みです。所狭しと家々が並んでいます。岬の向こうには、また、岬が見えます。そして、そこには必ず灯台があります。

 

 アクアヴィラ伊勢志摩には散歩道があります。十分ほどあるくと英虞湾の多島海に真珠筏や海苔筏が張り巡らしてあります。底が見える美しい海です。

 

 梅が咲き出しました。気温は13℃もあります。これから温かくなったり寒くなったり、晴れては雨が降り、春が一歩また一歩と近づいてくるのでしょう。

 ここの夕食は豪華。伊勢うどんをはじめ、手こね寿司、度会茶の鯛茶漬け、ステーキ、サザエなどの魚介類、美味し国志摩の食材がわんさか食卓に上ります。

 近くにはスペイン村や岬の灯台、横山展望台からは英虞湾の多島海が見えます。伊勢神宮や女性にとって日本屈指のパワースポット石神さんが近くにあります。そんな所を訪れなくても、ここだけで充分楽しむこともできます。

 昼は25mの屋内プールで泳ぎ、そのあとは温泉に浸る。夜は天文台にある50cmの大反射望遠鏡で満天の星空を見る。

 先進国首脳会議がここで行われたのも景色の美しさや食材の豊富さにあったのかも知れません。何よりもお伊勢さんがあり、日本古来の原風景がここにも見受けられます。

 

 浦村牡蠣をいただきました。「海のミルク」と呼ばれています。フランス料理はすべてに火を通します。でも、一つだけ生で出されるお料理があります。それは生牡蠣です。一週間紫外線で消毒した水にさらすと無菌の牡蠣ができます。生で食べても中毒になりません。それを発明したのも志摩の漁師です。それにしても大ぶりでうま味が薄い皮の中にたっぷり入っています。時には薪の炎の熱さに耐えられずはち切れることがあります。それは美味しさと新鮮さの証拠です。