ここをクリックすると動画になります。見てね!一日の滑降を4分55秒に圧縮しました。
岐阜県奥美濃の高鷲スノーパークにやってきました。ゴンドラ山頂駅の山の木々は樹氷で
や覆われています。一面は銀世界で、空は真っ青。気温マイナス7℃。寒む~い!
どこまでも空は青く、眼下にはひるがの高原が見えます。その向こうには、奥穂高連峰や乗鞍岳、右側に御嶽山が見えます。御嶽山には雲が縦にたなびいています。噴煙なのか、水蒸気が雲になったのか。今も活発な活動をしているのでしょう。
そういえば、ここにもチャオ御岳スノーリゾートなどの数多くのスキー場もあります。御嶽山の麓を滑降するのも最高。チャオの駐車場で寝ていたら、夜明け前に巨大なサソリ座が東の空に登ってきたことがありました。あんな美しい星座を見たことがありませんでした。春浅い零下の世界で見る夏の星座、ひときわ輝きを一時またひととき増していきました。
こちらはダイナランド側。高鷲スノーパークもダイナランドもパークアイテムやモーグルコースが充実していて、一日中遊んでも足りないくらいです。起伏の激しい林間コースがあり、コース外に出なくてもバックカントリーもどきができるのも魅力。ここなら安全に滑降できます。でも、今日はあまりにも見通しがよくて、滑ることよりも山頂からの眺望を見てしまう一日でした。
午前中は素晴らしいパウダースノーでしたが、南斜面は次第にザラ雪に変わっていきました。日差しも強くてもう春を感じさせます。冬と春のせめぎ合いもこんなゲレンデに少しずつ押し寄せているのでしょう。温泉に入れば、顔がひりひりと痛い。春の日差しと雪面の反射で真夏並みの紫外線です。明日からは春スキーになります。でも、場所を変えれば、五月の連休まではまだまだ楽しめそうです。



