ビワの季節になりました。甘酸っぱくて美味しいです。冬に花がいっぱい咲いていたので、今年は豊作間違いなし。畑に行ってみると、見るザルさんと聞くザルさんと言うザルさんがいます。それに子供たちもビワの木に鈴なりになっています。思いっきり食べたら、一列に整列してお山に帰っていきました。あまりに礼儀正しかったので、怒る気になりません。みんなが帰って行った後、ビワの実を拾うと二つしかありませんでした。ロバさんは大喜び。「うーん」微妙な一日でした。
本当に一列に整列して帰って行ったかって!本当です。他の人に聞いても、驚かせたり怖がらせたりすると一気にばらばらに退散するそうですが、何もしないで好きなだけやらせると整列して帰って行くそうです。あのビワ、食べたかったな!
ちなみにビワの木の立場から言うと、お猿さんに食べてもらいたいそうです。人間が食べると種をゴミ箱に捨てるので、子孫を残せないからだそうで。おサルさんは種を山に捨ててくれるので、次の世代のビワを残せるから。ビワの木にとっては人間は実を食べるだけで、寄生している存在なんだそうで。これならサルが善人で人間様は悪人扱いだ。