伊勢志摩サミット 伊勢神宮のお参り | バイカルアザラシのnicoチャンネル

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 サイコロジストの日常と非日常を季節の移ろいを交えて描いています。バイカルアザラシのnicoちゃんの独り言です。聞き流してください。

 伊勢神宮は内宮と外宮を中心に125の社からできています。ここは外宮、多くの人がパワースポットに手を当てています。すごいパワーが出ています。といっても、これは三石と言って祭りをするときに使う位置決めの石です。手をかざしていると、みんなが集まってきて真似をします。ひよっとしたら本当にオーラが出ているのかも。

 

 外宮にお参りしたら、今度は内宮に参拝します。どちらも正宮では五穀豊穣や世界平和など大きなお祈りをします。どうしても個人的な願いをするときは、外宮は多賀の宮、内宮は荒祭宮があります。どちらも大神の荒ぶる魂をお祭りしています。神様のご機嫌が悪い魂に個人的な願いをすると聞かれるらしい。

 

 ここはおかげ横丁です。商店街ですが、江戸時代の町並みが復元されており、テーマパークみたいになっています。参拝を終えたら美味しい物をいただきます。

 

 おかげ横丁にある寿司久。窓から五十鈴川が見えます。紺色の伊勢木綿が古くて新鮮。ほっと息をつけるところです。

 

 先ずは、寿司久で手こね寿司をいただきます。ご飯にまぐろかかつおの醤油漬けを乗せて、薬味はしその葉とノリです。至って簡単、いたって美味しいです。

 

 小腹が空いたら、伊勢うどん。太麺を50分間釜ゆでにします。普通のうどんならふやけて跡形もないでしょう。日本一固いうどんだと言われています。さすがに50分ゆでるとふわふわの食感になります。カツオと昆布だしのたれでいただきます。薬味は鰹節削りと青ネギだけ。

 

 あとは、何と言っても赤福です。夏は赤福氷が最高です。透明の氷をかいて、抹茶のソースをかけて、赤福のあんこと白玉が入っています。かき氷の最高峰です。透明の氷でないと味わえないふわふわ感があります。氷かきの歯を毎日何枚も変えるほど硬い氷からできるかき氷は暑い夏を一時忘れさせてくれます。

 

 あとは、豚捨の牛肉コロッケやステー定食もいいし、まるてんののシーフード天ぷらもいいけど、これ以上食べたらアウトです。さて、先進七カ国の首脳が今夜いただくワーキングディナーはどんな食材が出るのでしょうか。伊勢エビにアワビに、的矢牡蠣に、松阪肉、それから・・・。でも、手こね寿司と伊勢うどん、赤福氷、小浜さんやメルクルさん、これを食べなかったらかわいそうです。

 

 おかげ参り、社に参っただけでは終わりでないのが面白いです。参拝とグルメは江戸時代からセットになっていたようです。