その他に、下半身や持久力としての練習として取り入れているものとしては「ステップアップ」「縄跳び」です。

 

 まず、ステップアップは、学校の椅子を用いて行います。

 

 

 

 椅子の背もたれを壁にひっつけるようにして置いて、倒れないように安全に工夫しなければいけません。

 

 また「筋肥大」や「健康」のためにやっているわけではないので(笑)、動画のようにゆっくりはしません

 

 2秒に1回以上、上り下りができるように(1秒で上って、1秒で下りる)メトロノームに合わせて動きます。

 

 腸腰筋や大腿四頭筋、大臀筋などに刺激を与えることができます。

 

 ネットなどで売っている30cmぐらいのステップ台だと、いわゆる「スポーツトレーニング」としては、負荷が小さすぎると思います。

 

 膝ぐらいの高さのものだと、股関節の屈曲がしっかりとできたうえで、大臀筋やハムストリングスのストレッチもしっかりとかかります。

 

 注意点としては、上るときに猫背にならないこと

 

 また、前傾になると大臀筋が、垂直になると大腿部が刺激を受けるそうで、確かに、やってみると実感できます。

 

 また、下りるときに大臀筋や大腿部に負荷をかけやすいように、重力に任せて勢いよく「ドスン」と下りないようにすること。

 

 そのために、メトロノームを鳴らして、上りも下りも同じリズムでやるのがいいと思います。

 

 ダンベルを持ってやる場合には、手を下ろして持つと安定して上り下りできますし、あえて肩の辺りに持ち上げながらやれば、腕の運動+重心が高くなって不安定になるので、負荷も上がると思います。

 

 メディシンボールだと、抱えて持ったりしないといけなくて、手が塞がり、バランスがとりにくくなるので、負荷が上がる一方、慣れないうちには安全に注意しましょう。

 

 負荷を最もきつくするなら、台に上った状態からスタートし、片足を下ろして、地面についた瞬間に伸張反射でジャンプするように上に戻る、というのを繰り返すのがいいと思います。

 

 

 

 

 これも、上で休むことなく、次々と足を入れ替えて、跳ね上がるようにすると、プライメトリックな運動になり、瞬発力向上に役立つと思います。

 

【次回へ続く】