今回は、グリップの紹介です。
トアルソンの「クイックドライグリップ」です。
僕自身は、ウェットタイプのグリップが好きで、よく使っているのですが、問題なのは手汗。
夏場の練習では、球出しだけで汗が垂れてくる。
最近は、機能性ウェアを着ているので、腕から垂れてくる汗は少なくなったのですが、それでもグリップが汗を含んでしまい、グリップが滑ってくる、ということはよくあります。
一旦そうなると、タオルで拭こうが抑えようが、なかなか水分が取れてくれません。
練習中ならこまめに汗を拭いて、そういう状況を予防することも可能ですが、ゲームとなると、プロのように1ポイントごとにタオルを持って来てくれるボールパーソンがいない限り無理な話です。
で、今回のトアルソンの「クイックドライグリップ」、従来の8倍もの速さで汗を吸収してくれるらしく。
実際、汗が出るような日差しの中で使ってみたのですが、本当に、グリップが滑ることがありませんでした。
結構、汗をかいていたつもりでしたが、グリップの滑りが気になることがなかった。
もっと、本格的な真夏に使ってみる必要はあると思いますが、手のグリップ感も非常に良かったです。
デメリットを上げるとすると、2点。
1点目は、端っこのカットの仕方なのか、それともグリップ自身の柔軟性・伸縮性・厚さなどの問題なのか、巻き始めが少し巻きづらい感じがありました。
キレイな重なりを作ろうとすればするほど、しわができてしまいました。
2点目は、強度、耐久性。
1週間ほど使ったのですが、すぐに、薄皮の「めくれ」が生じてしまいました。
僕の場合、握り混んだときに親指を人差し指と重ねないので、親指の関節がグリップとこすれやすく、その部分がすぐに痛みます。
今回のクイックドライグリップは、それが顕著でした。
ちょっとずつすり減る、っていうよりは、まさにめくれてしまう感じ。
もう少し耐久性が良ければ、メインのグリップにできるのですが。。。。
ただ、試合前のとかに巻き直すなら、このグリップにすることになると思います。