今日からしばらくは部活動をお休みにしました。
田舎の高校なもので(笑)、生徒たちの家がいわゆる「実家」になっていることが多く、夏のお盆や冬の正月は、親戚づきあいというものに借り出されるからです。
うちのチームは、弱小とはいえ、しっかりと練習はします。
練習はしますが、年に数回しか休みがない、ということはありません。
まずテスト前には学校のルールとして部活動禁止になります。
うちの部活では「自主練習」という名の「強制練習」は存在しませんので、生徒にはしっかりと勉強をさせます。
そのテスト期間中に土日が挟まれば、もちろん休みです。
また、いわゆるオフシーズンになる冬場には日曜日を休みにすることが多くなります。
そして、夏休みのお盆と冬のお正月、という感じでしょうか。
ただ、春季ジュニアから新人戦までの約半年間は、それ以外の休みはほぼありません。
不定期に、たとえば確実に台風が来るときなどは休みにしますが(笑)。
基本的に練習日程は僕が決めます。
この練習日程の設定は、うちのようなチームではビミョーなさじ加減が必要なのです。
うちのチームは、学校では「受け皿」的な役割を果たしています。
正直、これまでも、生徒指導として問題を抱えた生徒も入ってきましたから。
「俺について来られないなら、部活を辞めろ」
と言うのは簡単ですが(笑)、生徒指導が難しい生徒ほど、その一言は言ってはいけない。
うちの部活を辞めたら、糸の切れた凧になってしまうからです。
だから練習日程の設定にも気を遣います。
休みが多ければ練習量が少なくなるわけで、つまりそれはチームとして目指すところが勝利ではないことを生徒に示すことになります。
「練習は量ではなく質だ」
と言われますが(笑)、普通のチームは、質も量も確保するのです(笑)。
かといって、休みが少なすぎるのも生徒のモチベーションを下げる場合があります。
もともとアスリートとしてのカラダができていない女子高校生たちは、適度な休養がなければカラダが壊れてしまいますし。
今、部活動での顧問の仕事についての議論があります。
ただ……僕自身、専門でない競技の部活動顧問を経験しているからこそ思うのですが……。
「土日の休みがなく、休みにしようとすると、生徒や保護者から文句が出る」
という先生方は、平日の部活動や土日の部活動などで、どれだけの練習量を生徒に課しているのでしょうか?
「ああ、休みが欲しい」
と生徒が思うような負荷の練習をしているのでしょうか?
平日の部活動には顔を出さず、練習メニューも単調で生徒任せにしている先生方がいるのではないでしょうか?
いや、もちろん、本当に大変な先生がいることを知っているからこそ、あえて言うのです。
ただただ「部活動」という存在がイヤなだけで、たいしたこともしてないくせに、
「大変だ、大変だ」
とほざいている教員を知っているからこそ、あえて言うのです。
自分が高校生だった頃、部活動の顧問の仕事を、どう見ていたのか?、と。
僕は、まったく指導というものをされることのなかった高校3年間だったために、だからこそ、自分はそうはなるまいと思っているから、なおさらなのです。
「こんな仕事だとは思わなかった」
といっている教員は、中学・高校の6年間、何を見て教師になろうと思ったのでしょうか?
自分で勝手に「理想の教師」を目指せばいいじゃないですか。
なぜ部活動そのものを否定する必要があるのでしょうか?
もちろん、現在の部活動のシステムには、様々な、そして重大な欠陥があります。
ありますがそれは、急にできた欠陥ではない。
それを「知らなかった」というのでしょうか?
知っていて、その覚悟もなく、教師は勉強だけを教えていれば何とかなるとでも思っていたのでしょうか?
うちの生徒にも、進路指導での職業探しなどで、
「教師は大変そうだからなりたくない」
と言う生徒がいますが、そういう生徒のほうが100倍賢いと思いませんか?(笑)。
ちゃんと僕たちのことを見てくれているのですから。
さあ、8月後半の部活動再開に向けて、しっかり体を休めましょう。