デュッセルドルフへ帰る途中、グリム童話『ハーメルンの笛吹き男』で有名なハーメルンに立ち寄りました。

『ハーメルンの笛吹き男』の概要
(下記、Wikipediaより抜粋)
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1284年、ハーメルンに「鼠捕り」を名乗る色とりどりの布で作った衣装をまとった男がやって来て、報酬と引き換えに街を荒らしまわるネズミの駆除を持ち掛けた。ハーメルンの人々は男に退治の報酬を約束した。すると男は笛を取り、笛の音でネズミの群れを惹き付けると、ヴェーザー川におびき寄せ、ネズミを残さず溺死させた。ネズミ退治が成功したにもかかわらず、ハーメルンの人々は約束を破り、笛吹き男への報酬を出し渋った。
怒った笛吹き男はハーメルンの街を後にしたが、6月26日の朝(一説によれば昼間)に再び戻って来た。住民が教会にいる間に、笛吹き男は再び笛を吹き鳴らし、ハーメルンの子供達を街から連れ去った。130人の少年少女が笛吹き男の後に続き、洞窟の中に誘い入れられた。そして、洞窟は内側から封印され、笛吹き男も洞窟に入った子供達も二度と戻って来なかった。物語の異説によっては、足が不自由なため他の子供達よりも遅れた2人の子供、あるいは盲目と聾唖の2人の子供だけが残されたと伝えられている。
なお、ハーメルンの新門にあるラテン語の碑文には、この笛吹き男の正体はマグス(魔法使い)であったと刻まれている。ドイツ国外にはグリム童話ととも伝わっていったと思われるが、民族性によって受け入れられ方にはムラがある。日本は牧畜文化と縁遠いものの、法螺吹き(近代にはラッパ吹き)、「口笛や笛を夜に吹くと蛇が出る」などの迷信があることから、比較的広く受容されている。
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諸説ありますが、ハーメルンにはこの内容の『仕掛け時計』があります♪

ハーメルンは中世からの木組みの家、見事な装飾のある切妻屋根や張り出し窓の家が特徴的で、とても美しい街でした。


こちらはマルクトに面して建っているデンプター館(Dempterhaus)。
1607年~1608年にかけて建てられたそうです。
入り口の右側に立っているのが、ハーメルンの笛吹き男?!

お土産物やさんも、こうした美しい木組みの家。

広場に面しているマルクト教会。

街並みがとても素敵で、どこを撮っても絵になります。


仕掛け時計は1日3回しかなく、始まるまで20分しかなかったので、急いでメキシコ料理を食べに...
(時間がないのにファーストフードで済ませないところが、私たちらしい...笑)






突然のチョイスだったわりには、どちらも美味しかったです♪



さて、いよいよ『ハーメルンの笛吹き男』の仕掛け時計が始まります。

この仕掛け時計を見るために、結婚式の家(Hochzeitshaus)の前にはたくさんの人が集まっていました。



最初、笛吹き男がネズミと一緒に去っていきます。

その後、魔女のような姿で現れた笛吹き男がたくさんの子供を連れ去るのですが、最後にいる盲目と聾唖の2人の子供が引き返すという仕掛けになっています。




物語が少し怖い話ので、仕掛け時計の内容も若干怖かったかも...
意外とあっけなく終わりましたが、夢中で動画と写真をたくさん撮りました^ ^;

街の石畳には可愛いネズミちゃんがたくさんいましたよ🐭↓

「仕掛け時計が見たい!」と言った私のワガママを叶えてくれるためだけに、ハーメルンに立ち寄ってくれた夫に、心から感謝です♡


今回、9日間の東ドイツ旅行では、移動中に雨は降ったものの、私達が観光している時はほとんど良いお天気に恵まれました☀
強烈な晴れ男&晴れ女パワーでしょうか(笑)

楽しい夏休み旅行をありがとう❤

そして、タイムリーな投稿ではないのに、ブログを読みにきてくださった皆さま、
本当にありがとうございます。