世界でも有数の美しいオペラハウスとして知られているドレスデンのSemper Oper(ゼンパー・オーパー)の見学ガイドツアーに参加しました♪

度重なる火災や戦災に見舞われ、今のオペラハウスは3回目の姿。
1回目と2回目の途中までを建てたゼンパー氏の名前がそのままオペラハウスにつけられています。
この劇場ではヴァーグナーが1843年から1849年まで指揮者を務めており、『タンホイザー』などの初演の地としても知られています。

ここではほぼ毎日、オペラやバレエ、コンサートが上演されていますが、8月はもちろんお休みで残念(>_<)




さて、何と劇場内の写真を撮るのに別途3ユーロ支払わなければいけないということにビックリしましたが...
写真を撮りたいので3ユーロ支払い、カメラ許可シールを胸に貼って入場~(笑)



入った瞬間から、非日常の世界が繰り広げられています。





客席も豪華絢爛~
ぜひ次回はドレスアップして、オペラを観たいなぁ。





いろいろな事件を背景に造られた鉄のカーテンが印象的でした。

1階席に座って、天井の絵についての説明を受けながら、うっとりとため息...




ゼンパー・オーパー、ツヴィンガー宮殿、ドレスデン王宮に囲まれた広大な広場の中央には、このオペラ劇場の建設を命じたザクセン王ヨハンの騎馬像が立っていました。


少し遠くから見たゼンパー・オーパーの全景も素敵。


その後、約25,000枚ものマイセン焼きのタイルに描かれた壮大な壁画"君主たちの行列"を見に行きました。

長さ102mの壁画は、言葉では言い表せないほどの圧巻で、何度も往復して見てしまいました。


君主たちの行列の中央に描かれているアウグスト強王は女性にモテモテだったとのことで、実子の数が360人と言われているそうです(^_^;)


17世紀末に建てられたバロック建築のツヴィンガー宮殿は世界的に有名なバロック建築の最も高価な傑作であり、1709年に建造されたのち、戦災された後に再建されたそうです。

宮殿内にあるアルテ・マイスター絵画館では、ラファエロの『システィーナのマドンナ』、フェルメールの『手紙を読む少女』『遣り手婆』、ルーベンスの作品も多数ありました。









結婚式のお二人♡ウェディングドレス姿が映えますね✨✨




見事な陶磁器コレクションも素晴らしく、日本の有田焼も展示されていました。







庭園を眺めながら、ツヴィンガー宮殿が建てられた1700年時代に想いを馳せてみました。


街全体が美術館のようなドレスデン。
1日中歩いてぐったりでしたが、ドレスデンの素晴らしさを余すところなく堪能した1日でした。