先日、『出歯亀』(ﾃﾞﾊﾞｶﾒ)を知らない人がいたので……
明治時代
｢出っ歯の亀吉(ﾃﾞｯﾊﾟのｶﾒｷﾁ)｣こと池田亀太郎(ｲｹﾀﾞｶﾒﾀﾛｳ)。
人呼んで 『出歯亀(ﾃﾞﾊﾞｶﾒ)』
出っ歯だったから出歯亀。
なんで亀太郎が亀吉かはわかりませんが。
植木職人であり土木作業員の出歯亀は
覗(ﾉｿﾞ)きの性癖がありました。
ある夜
銭湯の壁から中を覗き
中から出てきた若い女性を襲った。
強姦致死
それから
女性を覗く人を｢出歯亀｣と言うようになりました。
私が知っていたのは
このくらいです。
出歯亀なんて言葉、私が学生時代から
みんな使ってましたが…
使ってたの男だけかなぁ
みんな一度や二度は出歯亀にあったことありますよねぇ。
出歯亀をやった人もいますか
札幌の中島公園
以前はあの辺りには
汚い｢連れ込み旅館｣がたくさんあって
入ると老女がお茶を持って来て
前金を取って行きます。
前金だから帰りは勝手にｻｲﾅﾗ。
古いちゃぶ台と薄い布団が敷いてあるだけ。
と、聞いたことがあります。
外では
中島公園の樹木の陰あたりに
カップルがｳﾖｳﾖ。
木陰、草むら、土手なんかで
ｺﾞｿｺﾞｿ
ﾁｭｯﾁｭｯ
深夜だから
みんな酔ってますからね。
しかし
そこにはいつもカップルを狙う懐中電灯を持った出歯亀が……
風の音と草むらの揺れる音に身を隠し
ライオンが獲物を狙うように近づいてくる。
カップルがあらわな姿になった頃
女性は閉じてた目を静かに開けるやいなや
｢ギャー
｣すぐそこには、懐中電灯を持った出歯亀が
憐れもない姿の女性を照らし
凝視している。
考えたらキモイ
見るだけのミジメな出歯亀。
若さの処理は愛より場所探し。
ナンパより場所探しの方が大変なんですかねぇ。
ナンパしながら場所を考えなきゃって感じ?
出歯亀なんか
逆に追い払えばいいのにぃ～
ｺﾝﾆｬﾛｰ!ってね
でも、出歯亀も今はいないですか
池田亀太郎
通称 『出歯亀』
もっと知りたい人はネットをご覧ください。
出歯亀こと池田亀太郎
