過疎化の進む町から,近隣の町の小学校で期限付き教諭として働き,寺を守る覚悟で結婚したわけです。というのも,社会科を若いときに学ばなかったため,教諭に復職してから学んだことが縁なのです。
一代目住職である祖父様が山口県の親族と別れ,知らない土地のご門徒様と寺を築いていきたいとの思いで,この地に来たことを知ったからです。ポンカンたんかんの苗木を持ちこみ,特産品にされた話は感動でした。
この過疎が進む町に,三代目住職と私に何かできることがあるのかは,まだまだわかりません。でも,私と私の大切な2人の子どもと母を大切に思う家族になりたいとの思いを信じて,寺を守る支えくらいにはなれるかもと思い今があります。
まだまだ知らないことばかりですが,お経もちょっと読めるようになりました。年越しからの寺のことも,少しは力になってきています。あとは,地元の方々に寄り添えるよう,距離を縮めていくことなのでしょう。もうしばらくかかるでしょう。
