俺じゃない★


昨日、俺は芝居を打ったのさ。



仮の本命用事を作って時間を守ろうとしたんだよ。


そうすれば、本当の本命用事があるに日には何も起きないかもしれないでしょ。


そんなこんなで迎えた次の朝。

そうだす。

今日だす。


天使は俺に本命用事に行かせないよう、きついジョークを仕掛けてきたのさ。


普通の朝の光景。

しかし、

やつが来ない。


もうすぐ仕事が始まるぞ。


やつは来ないのさ。



病欠だとよ。



昨日、ピンピンしてたじゃん。

脂ぎってたジャン。

げらげら笑ってたジャン。


なんだそれ。



だあやまさん!

ねーさん登場。


今日、締め日だから。



まさか?

あれ、やってないの?!



やってないよ。



まじーじゃん。

どうすんの?!



だあやまさんしか他にできる人、いないでしょ☆



それ、ありですか?

ありなんですか?

この状況だと、俺の仕事は一切できなくなる。



ということは、定時ダッシュできないじゃん。



やばい展開に発展☆



天使は、俺に他人の仕事を押し付けたのさ。

今日が期限の仕事。

3週間かけてやる仕事を1日でやらねばならぬ。


なんでかというと、

やつのPCがパスで起動できなくてさ、

あきらめて王道から進むことにしたのさ。


間違えると経歴に傷が付くヤバ系かな。



速攻で取り掛かる。

資料集めたり、電話したり、駆けずり回ったり。

もうだめだー・・・と思いもよぎりながら作業をこなす俺。


もはや、仮の本命用事なんて状況設定が無意味だ。


今日仕上げなかったら、やばいことになるからだ。



3時を過ぎたころ、ねーさんが言う。

出来上がったのか。どれどれ。



ぬ”☆  (俺の心の声)



そんなはずはない。

まだ足りてないよ資料。



いや、これでいいんだよ。




ちょーーーーーーっと、まったーーーーー^^^。




やつは、なにかい?


これくらいのことをこんなにかかってやってたのかい?



俺、そんなに能力は高くない。

失敗ばっかりだよ。



へー。

こんなんでいいんだ。






ちょーーーーーーっと、まったーーーーー^^^。





何かがおかしい。


これで分かるはずがない。


聞いてみた。



私は関係ないからさ。

だと。




ちょーーーーーーっと、まったーーーーー☆☆☆




これでいいなら、ヤバ系じゃないじゃん。

しかも、これ、だめジャン。



思わぬところで改善案を見つける。


しかも、この作業、定時で完了。



天使は、俺に試練を与えて鍛えてくれたようだ☆


さんきゅィ☆



本命は来週の某日。

定時ダッシュ作戦を決行するぞ!