こんにちは、カーズ大好きなたくやきです。
カーズシリーズについて、自分が感じたことや自分なりの解釈を書いてます。
今回は映画『カーズ』より
「レースは勝つことがすべてじゃない」という発言について、思ったことを書き殴ります。
さてこのセリフ、マックィーン・キング・チックが冒頭のピストンカップ最終戦で同時ゴールした後
リポーターのコーリーに言ったセリフですね。
調子にのった顔が印象的でした。
で、もう一人、「レースは勝つことがすべてじゃない」と言った車がいます。
3台による王者決定戦が終わった終盤、マックィーンをDinocoに誘ったダイナコ石油の社長テックスです。
ボロボロになったキングをゴールまで導いた優しさに惚れ込み
「負けたのに…」と驚くマックィーンに、このセリフを投げかけていました。
マックィーンとテックス。
この2台が、ほぼ同じセリフを口に出しています。
特に深い意味はないでしょう。
しかしながら、私個人としては何か考えさせられる部分があるなぁと思っています。
うまく言語化はできませんが…。
マックィーンの場合
マックィーンの言った「レースは勝つことがすべてじゃないよ」には、どんな背景があるでしょうか?
おそらく、冒頭のピストンカップ最終戦における、いくつかの「技術」かなと思います。
- タイヤを壁に乗せて、他の車を抜き去る
- クラッシュした車たちをすべてかわす
- タイヤ交換をせずにレースを続ける
- 後輪がバーストしても進み続ける
等々…「技術」というか「見せ方」っていうのかな?
マックィーンにとっての「レース」とは、そういうのも含まれているみたいです(たぶんだけど)。
所謂スター性も大事だと。
冒頭のあの調子の乗りっぷりや、Dinocoと契約してウハウハな自分を妄想しているシーンからそんな感じもします。
また、もしかしたらやっぱり「勝つこと」を意識しているとも考えられます。
冒頭のマックィーンにとっての「レース」とは
どれだけ自分の存在をアピールするか(スター性)。
そしてやっぱり勝つこと。
これらが含まれているのではないかと考えてます。
テックスの場合
では、テックスの言った「レースは勝つことがすべてじゃないよ」はどうでしょうか。
彼の場合は、優勝を捨ててまでもキングをゴールまで押したマックィーンの姿に心惹かれています。
ここの言語化はヒジョーに難しいのですが…
- ボロボロになったキングを助ける優しさ
- キングがキングであるために2番でもゴールさせるリスペクト
こういった人(車だけど)として一番大事な部分のことを言ってるんだと思いました。
人間性(この映画では"車性"か)のことを指していたのだと。
学べることは?
自己啓発が大好きなので、すぐに「学べること」みたいな方向にいくのは私のクセ。
また、ディズニーのストーリーの運びにもクセがありますから、全部が全部、リアルに持ち込めるとは思いません。
ある程度、考え方の誘導をされている部分もあるでしょう。
ただそれでも、やっぱり終盤のマックィーンのような車性(人間性)が、大事なんだなぁと。
スター性とか、それこそ速さとか、強さとか、もちろんそれはそれで必要なことではあるのだけれど。
でも最後の最後はやっぱり人間性なのかな…と。
結果として、マックィーンはスターになったわけだし(観客の盛り上がり方から分かる通り)。
なので、「困っている人がいたら手を差し伸べる」「できるかぎり協力する」「チームを大切にする」みたいなことは、今まで以上に意識して生活していこうと思いました!
雑な〆でスミマセン(深夜2:00)
ということで、以上です。