こんにちは、紅だるまです
自己満足不妊治療日記シリーズ第22話です。
気を取り直して再度移植周期へ!
のはずだったのですが…
ここに来て甲状腺に異常が現れます。
今回は不妊治療中に発症した無痛性甲状腺炎について書いていきたいと思います。
2020年3月ごろのお話です。
次は自然周期での移植!
前の周期をリセットさせるためのプラノパールを飲んだら、あとはお薬は何もなし!
なんて素晴らしい
また、今回は出来るだけストレスをなくそうと好きな物を食べることに。
(これまでは糖質制限をゆるくやっていたのです)
すると、止まらない食欲!
ちなみにこの頃は
朝食:ご飯大盛り
10時:職場でこっそりおやつ
昼食:自前のお弁当+菓子パン
15時:職場でこっそりおやつ
18時:夕食を作りながらつまみ食い
夕食:ご飯をお代わり
という育ち盛りの女子高生みたいな食生活をしていました
これだけ食べていれば絶対太っている自信があったので体重計にも乗らず…
でも、ある時勇気を出して乗ってみたのです!
+2キロくらいで収まっていれば…
と思っていたのですが、なぜかいつもより1キロ減
ラッキー
と思いつつも、不思議でした
またこの頃、他にもちょっとした体の異変が。
まず、手先が不器用になる
私は手芸が好きでタティングレースをよくやるのですが、2ミリくらい小さな輪っか(ピコ)に上手く糸が通せないのです。
また、細い糸を結んだり、長さを測ったりするのが手が震えて上手くいかない
これまで普通に出来ていたことなので、自分がポンコツになってしまったのかと地味にショックでした。
あともう一つは、字が下手になる
ここはもっと払いを長くしたいのにとか、このハネはこっちにしたいのに、という感じで自分のイメージ通りの字が急に書けなくなったのです。
特に細かい字はぐちゃぐちゃ。
また、複写式の紙なんかは力を入れて書くと手が震えて、すごい下手くそでした
そんな体の違和感を感じていた頃、橋本病で定期的に通っている大学病院の受診日がやってきました。
結果は
FT3 26.41(基準値2.3~4.0)
FT4 >7.77(基準値0.9~1.7)
TSH <0.005(基準値0.5~2.5※妊娠を望む場合)
FT4は振り切れてる
TSHは検出範囲外ですと
ちなみに前回(1月)の結果は
FT3 3.42(基準値2.3~4.0)
FT4 1.82(基準値0.9~1.7)
TSH 0.477(基準値0.5~2.5※妊娠を望む場合)
甲状腺のT先生も少し困った顔(と言ってもいつも通り冷静に)で対応してくれました。
「これまで橋本病ということで、甲状腺機能低下症の治療をしてきたのですが、今回は全く反対の結果になっていますね。ちなみに不妊治療ではどのようなお薬を服用していますか?」
移植周期中(結局中止で終わったもの)に服用していた薬を伝えるも、どれも甲状腺には影響しないようでした。
その後、喉を触診してもらうと、どうやら甲状腺の炎症があるよう。
T先生「紅だるまさんは抗サイログロブリン抗体の値からも橋本病で間違いないと思います。
今回、甲状腺ホルモンの値が上がっているのは甲状腺炎による一時的なものだと思われます。無痛性甲状腺炎の可能性が高いですね。通常2〜3か月程度で自然に治ることが多いです。
ただ、稀に橋本病からバセドウ病に移行することもあるので、今回採血した残りの血液からバセドウ病の検査もしておきましょう。」
どうやら私は無痛性甲状腺炎とやらになってしまったようです
異常な食欲や手先の不器用さ(手の震えによるものらしい)はこの病気のせいだったのですね!
他にも動悸がするとか疲れやすいとか症状があるみたいですが、確かに心当たりがありました。
もしかすると、1月でややFT4とTSHが異常値だったのはその頃から発症していたからかも知れませんね
この症状は2〜3か月程度で治ることが多いということなので、今回もお薬はもらわず、経過観察ということになりました。
この時は、ちょっと食欲があるくらいで手が震えるくらいだから大丈夫かなぁと割と気軽に考えていたのですね。
しかし、家に帰ってからふと気づきました。
このままの甲状腺の数値で移植ってできるの!?
いや、できないよね…?
ああーーー!
また移植は中止になるのか
とりあえず、次にクリニックに行った時に聞くことにしましたが、気分は既に諦めムード。
絶望的な気持ちのまま、D14の卵胞確認を待つことにしました