こんにちは、紅だるまですニコニコ

不妊治療日記をシリーズ、まだまた続きます。

前回、遺残卵胞により人工授精はあえなく中止。

プラノパールを飲みつつリセットを待ちますが、私のメンタルはボロボロでした。

なんて大げさな!と思われるかも知れませんが、確かにあの時の私は何かに追い詰められていたのですえーん
時間やら同僚の目やら両親の孫への期待やら。

そんな中、初めて大きな夫婦喧嘩をした時のお話です。

※過去を振り返って書いていますので、ご注意ください。


夫婦喧嘩のきっかけは本当に些細なことだったと思います。

その頃、夫は男性不妊のクリニックに通っており、サプリや漢方、その他色々な薬(中性脂肪や高血圧の薬)を飲んでいました。

クリニックの先生からは糖質も制限するように言われており、毎日私が糖質オフのダイエット本などを見ながらメニューを考えていました。

ご飯を食べないので、やはり料理もそれなりの数を作らなくてはならず、そういう面でも結構負担でしたね。

また、お酒も控えるように言われており、夫婦の間では「お酒は1日ワイングラス1杯にしようね」と約束していました。


しかし、ある日私が家に帰ると、夫は何かをゴソゴソ隠す様子を取るではありませんか。

怪しいと思い調べてみると、空になったワインボトルが出てきました。
これまで家になかったボトルです。
夫は私に隠れてお酒を飲んでいたのです。


それを見た瞬間、本当にカッとなってしまいました。

私「なんで約束を守ってくれないの!?お酒は1日ワイングラス1杯って決めてるじゃない」

しかもこのワイングラス1杯だって私にとっては妥協点。
本当は禁酒をしてほしいのに。

夫「ごめん…つい飲んじゃった」

私「つい飲んじゃったって何?私だってクリニックに毎週通って、薬飲んで頑張っているんだよ?」

今思えばいろんなことにストレスが溜まっていたのだと思います。

私「誰のせいでこんなに苦労してると思ってるの!?」

これ、男性不妊の夫に絶対言っちゃいけない言葉ですよね。
もちろん私も分かっていて、これまでそれだけは言わないようにしていました。

でも、この時はカッとしてつい言ってしまったのですよねガーン

夫「全部俺のせいみたいじゃないか。俺だって毎日まずいサプリ飲んで、クリニック通って頑張ってるんだよ。それに紅だるまちゃんの甲状腺だって不妊の原因だろ。」

もうダメ、夫婦で責任のなすりつけ合いです。

その後、私もカーッとなって色々言っていたと思います。


最後は

卵胞や内膜が上手く育たず、通院にも時間がかかり、会社を休むのも辛いこと

卵胞や内膜が育っても、前回の精液検査がギリギリだったように、人工授精が中止になってしまうことが心配なこと

体外受精も今の状態より悪くなったら難しいのではないかといこと

などを泣きながら愚痴りました。

夫はひたすら聞いてくれていたと思います。


で、最終的に夫がたどり着いた答え。

夫「俺、やっぱり精索静脈瘤の手術受けて来るわ。手術してパワーアップして元気な精子を出せるようになって、人工授精も体外受精もできるようにする!ニコ

私としては、手術の効果が出るまでは数ヶ月かかると言われていること、いまのままでも体外受精・顕微授精が可能な数値であることから、できればこのままサプリと薬で治療を続けたほうが良いのではと考えていました。

そのことも伝えたのですが、一度決めたら引かない夫。

夫「来週、先生に相談に行ってくる!爆笑


次の週、早速相談に行った結果

「手術はしない方が良い」と言われて帰ってきた模様ショボーン

理由としては、夫の場合、軽度〜中度の精索静脈瘤のため、手術をしても劇的な改善は見込めないこと、手術の効果が出るまでは半年程度時間がかかること、などのようでした。
不妊治療にとってはその半年も大きいですものね。

結局、K先生はこのままサプリと薬と食事療法を続けた方が良いとの回答でした。


せっかく手術を決意した夫は残念そうでしたアセアセ


でも、二人で今後の治療の方針について一つの答えを出しました。



実施できるか分からない人工授精(通院の面でも、精子の面でも)を続けるより、もう少し確実な治療を進めよう。

私たちは体外受精・顕微授精にステップアップをすることに決めました!