蒲生でクマ被害!! | だるま親雲上日日記

蒲生でクマ被害!!

 

 去る15日の17時ごろ、岩美町蒲生の農道で近くに住む78歳の女性がクマと思われる野生動物に襲われてケガを負われたそうです。

 『日本海新聞』や『山陰放送』などの情報をネットで併せて見たところ、女性は畑からの帰りにクマとみられる野生動物に体当たりされて転倒。左手の中指と薬指の骨を折るケガをされました。

 現場は、女性の自宅から約40mと近いところで、周辺の柿の木などにはクマがつけたと思われる爪痕があり、実を食べた跡も見付かったそうです。

 また、12日にも周辺でクマの目撃情報が寄せられていて、岩美町では16日に防災無線を通じて注意を喚起しました。

 町を通して被害の報告を受けた鳥取警察署も、周辺のパトロールを行っているとのことです。

 

・『日本海新聞』

 「クマ襲撃か/女性がけが/鳥取・岩美の農道」

http://www.nnn.co.jp/news/161017/20161017002.html

・『山陰放送』

 「女性がクマと思われる動物に襲われけが」

http://www.bss.jp/news/

・『山陰中央テレビ』

 「クマとみられる動物に襲われ女性が重傷」

http://www.tsk-tv.com/news/

 

 蒲生地区は岩美町の東南部に位置していて、兵庫県との県境に面しています。蒲生、塩谷、法正寺、山の神の4集落で構成され、道の駅「きなんせ岩美」の面している国道9号線が通り、網代で海に接する蒲生川が流れています。古墳がたくさん見付かっている地域で、6世紀後半ごろから7世紀の遺物が確認されています。また、江戸時代には銅山もありました。

 グーグルアースで蒲生地区を空から見ると、なるほど山深いことがわかります。鳥取県には、ツキノワグマが分布していて、今回の

事件を通して、県としても注意喚起をしています

http://www.pref.tottori.lg.jp/95703.htm

 ツキノワグマは警戒心が強く、あちらから人間を避けるようですが、まずは遭遇しないように注意することが大切です。クマも人間も「クマらない」ように!