薬研堀のはずれにある日本料理 尾前さん
 
いつも趣向を凝らした美味しい料理を提供してくれる
 
楽しい大将がいらっしゃいます
 
板場の後ろに大きく書かれた書

 

 

以前から「温故知新」の“故”と“新”の書き順どうなってるのかなあ、と思ってましたが、

 

この度、大将から書について聞けました。

 

温故知新というのは大将が好きな言葉で

 

元々は、「古きを学ぶことにより、新規な知識に結び付く」、ということらしいです。

 

仲のいい書家の方にお願いすると、

 

「新しいこと、これから起こることは、すべてこれまでやってきたことによって決められる

 

だから、いま一生懸命全力を尽くしなさい」

 

という思いも込めて、“故”と“新”を繋げて書かれたそうです。

 

 

食材や料理の仕方もよく説明してくれる大将

 

いろんなことを学び、日々新しい趣向に繋げているのではないかと思います。

 

 

前置きが長くなりました。

 

まずはつきだし

 

ちりめんと原木椎茸 白ピーマン
白ピーマン初めて食べましたが、瑞々しい食感、甘い香り、うまい!
 
 
とうもろこしと湯葉のスリ流し
湯葉ととうもろこしのスープの中にとうもろこしの身も入ってて
 
ザクっとした感触が心地いい
 
 
めだいのあら炊き
 
大振りのあらです。大将曰く、めだいは目玉が大きくて見た目、宇宙人みたいなんだとか
確かに目玉をいただくと、眼球?目ん玉の白い球が、
 
普通の鯛と比べ物にならないくらいの大きさです。
 
 
伊勢海老と石鯛
尾前さんの定番!石鯛を塩昆布でいただくと白身魚のうまさが引き立ちます!
 
そして、左手にあるのが、今回の目玉 伊勢海老!
 
みそと醤油を合わせて作ったタレでいただくと、
 
もっちもちのむっちょんむっちょん、噛むたびに喜びを感じてしまいます。
 
 
たこ
めっちゃやわらかく煮込んであります。
 
 
海鮮しゅうまい
みずいか、ほたて、はもをネタに使い、いぶりがっこで味付けしてある
 
海鮮の旨味大爆発のしゅうまい!
 
 
五島のめだい 幽庵焼き
柑橘の香りがフワっとして、ザ・和食!といった味わい
 
酒がとっても美味しく飲めます!
 
 
伊勢海老の頭を炒めて煮込んでミキサーにかけ、裏ごししたペースト
 
それを贅沢に盛った玉子豆腐
一番上は蒸しウニで飾り付けられています。
 
贅の限りを尽くしてます!
 
 
あわびのおすまし
やわらかーい!歯がサクッと通るやつです。
 
汁にもしっかりあわびの旨味が出てます!
 
 
うなぎ
じっくりとタレに浸け焼かれたうなぎ
 
ごはんがほしい!
 
 
広島ブラック ラーメン
 
6の醤油と2種の岩塩を使ってできたラーメン

あっさりとしたラーメン スルスルっと食べられます。

 

大将、ラーメン屋でもいけるんじゃないかなって思うほどの完成度!

 

 

海鮮春巻もいただきました。

ふかひれが入ってて、あっつあつのホックホクです。

 

 

デザートに

 

わらび餅

本場のきなこを使っているので香りが違います。

 

わらび餅も本物!口の中での粘着性が半端じゃない!
 
たくさんいただきました。
 
 
ご馳走様です。