長丁場の通院となり、家族の連携、協力が大事。私には娘が3人おり、全員が話し合って時には筑波までつきあうなど協力してくれた。私が心がけたのは情報開示。帰りのバスから陽子線治療報告と題してその日の状況を娘や孫たちにメ-ルした。とくに意識したのは話題提供。ワイフが今日何を食べたか。AとBをあげてさてどちらかというあてっこクイズ。こうしたことが結局、家族の絆を強め私たち夫婦の力強い援軍となった。

照射は寸止めだがやはり少しは他の部分にも突き抜けることもある。十二指腸に陽子線が達し食欲が減退することがある。照射自体は痛くも熱くもない。食事は好きなものをどんどん食べること(医師)大敵は疲労。私たちの場合バスでの通院だったので疲労困ぱい。あsが早いので睡眠に心がけた。

九月上旬から十月上旬まで照射回数は22回。照射は三段階に分かれ、一段階目は患部を大きく囲んで8回、次いでタ-ゲットをぐっと絞って9回、最後はピンポイントで5回。