数年前のある日から突然ですが、就寝前の歯磨きがとても大事なことだと意識するようになりました。
もちろんテレビCMなどでしきりに説かれていましたから大事なことだとは思っていましたが、子供の頃から歯磨きについて家族からあれこれ言われたことがなかったためなのか、就寝前の歯磨き習慣は定着しませんでした。
年齢が上がるにつれて、歯の健康維持について考えることが増えてまいります。
両親とも入歯を使っておりましたから自分は絶対に使いたくないと思ったのです。
こうした動機によってようやく就寝前の歯磨きをするようになったのです。
続けて行くうちに気づいたことがありました。
歯科医にかかることが以前より減ったな、と思えるようになりました。
それでも時に億劫になりさぼってしまうことがありました。
歯痛は突然やってきます。以前治療した部分の悪化です。
前回治療済みの歯に痛みが再発したときに、歯全体のチェックをしていただいたのですが、このとき「気づいたこと」がありましたので、ご紹介させていただきます。
歯科衛生士のかたのアドバイスで、歯磨きが足りないと歯石がつきやすくなると言われました。
これは以前からわかっておりました。
これに続けて、歯ブラシの正しい当て方を知っていますか?との質問されました。
うーん?答えることができませんでした。
歯ブラシは縦に使うのが正しいと言うのです。
少し驚きました。今まで何十年もの間、何の疑問も抱かずに歯ブラシは横にシャカシャカ動かしてきました。
縦に動かすことなど全く思いもよりませんでした。
このことに今まで気づかなかったという事実に衝撃を覚えました。
(ひょっとして日本人の大部分がいまだに知らないんじゃないかナ?)
歯ブラシを縦に動かす歯磨きを実践してみると、このやり方がとても合理的な方法だと思えてきます。上下の歯を同時に歯磨きすることができます。また、歯と歯ぐきの位置関係から考えても、縦磨きがとても自然なように思えます。
そんなこんなで就寝前の歯磨きに意識が集中するようになり、やっと歯磨き習慣が定着した次第です。
今まで何十年何やってたんだよ!と自分に突っ込みを入れたくなります。
結論
正しい歯磨きの仕方は縦磨き