施設では幼稚園から高校生の子どもたちが生活していて、私はその子どもたちを支援しています。
学習教材はあっても勉強を教える技術は何もなく、また子どもたちも最初は心を開いてくれず会話もままならない状況だったので、いろいろと大変なこともありました。
ボランティア活動も回を重ね、子どもたちとお勉強をしたり、施設内での行事に参加することで、自分自身もお勉強を教えることや子どもたちと触れ合うことに慣れ、子どもたちもいつの間にか「愛未お姉ちゃん」と慕ってくれるようになって、次第にボランティア活動を楽しめるようになったのです。
最初は、「何か社会の役に立つ事がしたい」という、半分義務のような感じで始めたボランティア活動ですが、今では毎週の学習指導やその他の行事で子どもたちに会うことが、私の憩いでもあります。
子どもたちの心身成長や親密度の高まりは、毎回のボランティア活動で実感できます。
私の担当以外の子どもとは、休み時間や各行事を通して関係を築いています。
学校での出来事や生活上の不満、児童養護施設の職員には言えない悩み、恋愛相談など、小学生・中学生・高校生、皆違います。
私が力を貸してあげられない内容の相談も多くありますが、「自分も同じようなことで悩んだことがあるなぁ」と懐かしくて暖かい気持ちになることも多々あります。
そして、何よりも大きいことは、「人間の成長」に立ち会える、間近で見ることが出来ることだと思います。
子どもたちの中には聴覚障害や発達障害を持つ子もいますので、当初はコミュニケーションに戸惑うこともありました。
子どもが何かを伝えようとしてくれているのにその言葉が聞き取れず、結局なにもしてあげられないこともありました。
しかし次第に簡単な手話や指文字を使って喋ってくれるようになり、コミュニケーションが取れた時はとても嬉しかったです。
初めは子どもだからと思い甘く見ていたところがありましたが、実際に彼らに会うと子どもでも彼らはしっかりとした人間で、きちんとした考え、意見を持っています。
少しでも甘く見た自分が恥ずかしいです。
また、これは聴覚障害や発達障害を持っているからかは分からないのですが、子どもたちを見ているとあまり積極的に外部に働きかけようとしない子どもが時々いることにも気づきます。
こちらから話しかけても「うん。」とか「・・・。」というふうに黙ってしまう子どももいてどうしたらもっとコミュニケーションが取れるのかと模索した結果、やはり笑顔とこちら側から積極的に話しかけるということが一番でした。
多くの子どもたちは元気のかたまりなのでずっと彼らと遊んでいると本当に体力が持たないと思うことも度々ありますが、それでも子どもたちは不思議なもので遊んでいるときは不思議な爽やかさ、体力の限界と思った疲れもなくなってしまいます。
最後に施設の職員さんと会議をしますが、本格的に企画を立て、実現までの流れや準備について話し合い、どうしたらもっと子どもたちが楽しめるかもっといろんな経験が出来るかみんなで考え話し合えるという活動はとても楽しく充実的です。
気になる子どもに対して
聴覚障害や発達障害を持つ子どもに対して、ただ一緒に遊ぶだけではなく、特に中高生の悩みなどを聞いたり、自分なりのアドバイスをするなど、子どもたちの将来ためになることをこれからもどんどんやっていきたいと思います。
ボランティア活動するにあたって
ボランティア活動は、実際に体験することで、文献からは得られないことを学ぶことが出来ます。
だからこそ、単に行うのではなくそれを通して自分が得たもの、考えたことが必要であり、これからのボランティア活動や自分の学習・子どもたちの将来に繋がる何かを見つけることが必要なのではないかと考えています。
今後、課題意識や目的意識を高め、これからもボランティア活動を続けていきたいと思っています。
いつも応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
これからも精一杯頑張ります。

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