本日の予習共材
本日の課題と予備知識なり。
おはようございます。
最近、試合前アップの時間が
10分~20分で済むようになりました。
リーグにはかかせない
必須条件であります。
が、しかし
困った事には
トップコンディションが短いです。
ウルトラマン並みです。
お年寄りです。 トホホ。。
ますます今後、
エコロジーでハイブリットな(笑)投げ方を
探さねばならんなぁ・・な今日この頃。
さて、ということで
最近では珍しく日を置かずして
お送りするエントリーは、
冒頭でもお示しのとーーり。
"本日の集い"に於いてのテーマ。
「何はともあれ 飛ばなくちゃね!」
であります。
何はともあれ飛ばなくちゃ・・
まず 一枚の画像を掲示しておきますので、
各自念頭に置いておいてくださいな。
AおよびA` の[弧(の長さ)]は、
テイクバック(リストの倒しも込み)~リリース完成(※)までの
力を伝え続けている時間(=長さ:飛行機で云えば滑走路距離)
※リリース完成とは‥リリースは、序々に干渉する指が順番に放れはじめ、
最終的に人差し指ないし親指から離れるものであり、
掴んだものをパッと放し落とすようなものとは違う。ゆえに
最後、ダーツに力を与える干渉が完了した段階。
BおよびB` はリリース完成の位置により生じる
目標方向に[生みだす力(送り出し)]の方向
(上下角)を示す。
Cは、 と言いますと。
同じスローイングのユニットでありながらも、
(上腕、前腕、手首等々 投げるためにおこなう一連セットの動き)
手中にある時点でのバレルの向きや、かける指の深さ、抑え方などで
[生みだす力]とは、異なるダーツ自体の発射角度を示し、
時に微調整(とくに上下刺さり位置)を
おこなうのに有効、時に微小なズレを生む要素の部分です。
今日は、飛ばないなぁ・・とか
ちょっと緊張した場面でダーツが垂れるな・・とか
このCのダーツ飛び出し発射角度に影響する
グリップやリストの必要性は、上達するうえで
とても重要であり、かつシビアだ。
(おおきな動作〈筋肉の使い方〉が
固定できているという段階であり、
前日エントリーで述べた、
無意識なる小脳活動レベルに
到達しているという前提での話し)
送り出す力の方向と角度が
ダーツの実際に飛び出す方向角度と
より合致していることが、
効率良くダーツを飛ばすコツであり、
ちまたで良く聴く「ダーツに力が乗っている」
という状態であることが言える。
そのイメージとしては、例えば、
下図↓
チャッチャと描いたので、伝わるだろうか?
誰しもがやった事があるわけでもなかろう。
これはホースで水まきなどしているとして、
目標(この絵の場合バケツだが)に向かって
その水の[勢い]と水が噴出するホース口の[高さ]と
水の飛び出す[角度]を 空間認識しながら狙う場所に
水を飛ばすという行為。これを絵にしてみた。
このとき、水をバケツに入れようとするには、
いったい何が、まずは必要か?
いろいろな意見も出てきそうなものだが、
私見で云うならば、
まずは、やはり水量(水の勢い)であり、
これは、ダーツで云うところの
筋量×ユニット(身体の使い方)だ。
「飛ばなくちゃね」の根幹の部分と言う事になる。
そして、次以降、人の特性それぞれだと考えるものの、
水の噴出口を指で押しつぶしホースの口を窄(すぼ)める事により、
より噴出する力を増す行為にあたる。そう、指のかけ方や
ダーツの向きなど、つまりグリップに類するもの。
そして、
ダーツァーやゴルファー、いやテニスやらバドミントン、
野球の投手だっておよそコントロールを要する球技などでは
切っては切れない関係である「ライン」に相当する
上に向かって放出する角度と云うことになり、
発射角度も重要な要素と言える。
よく、「ラインが見えるとか見えない」とか、
いたるところで話題になるのを聴くが、
私見で云うならばそれは、
見えるというより、イメージしておかなくてはならないもの。
知っておけばその日その日をアジャスト(修正)できるもの。
といった感じだろうか。
スキーなどでも 自分の身体をどう操作するのかが、
わかっていなければ、どのシュプール(ライン・滑走軌跡)を
描こうかも知れず、どこを回避するのかも及びもしない。
そういう意味で、自分のダーツの飛び方。
それも"無理の無いユニット操作の範囲内"での
届く(距離)ライン(飛行軌跡)は少なくとも
知っておいて損はない。
そして、
図中、欄外のようになってしまったが
左上、フリーの赤線で囲んだ E の絵。
AだろうがA‘であろうが、このユニット部分の円が
前傾することによって 下がり、それだけではなく
反時計まわりに下を向くようになり、
力を伝える方向もダーツの飛び出す角度も
下へ下へと向かわせて行く事になる。
最後に、発射台としての高さの選択肢が残っている。
① 上体を起こしても高さは変わるし、
②上腕の付け根である肩部分、
脇の下を開けることでも高さは変えることができる。
この場合の注意点としては、
① 上体を起こす=突っ立って棒立ちにならず、
下半身はあくまでも盤面前方に壁を作りつつ
上半身脇腹部分を伸長させる感じで。
② 脇の下の開け具合とは、まさしく上腕三頭筋の収縮、
つまり力の発動の効率のよい角度という事になり、
曖昧で申し訳ないが、近づきすぎても(脇を締めすぎても)
開け過ぎて(上腕が地面と平行以上は危険)も
リスクは高くなる。
ホースから出続ける水、その描き続ける弧を目にしながら
目標であるバケツの中に水を入れるのは、
目測、修正しながら入れられるので容易いが、
ダーツなどはさにあらず。だからこそ、どうやって飛ぶのか、
その飛び方が一定の速度で弧を描くのか、つまり同じ事を
三回できるためのリスクの少ないユニット探しが、
重要になるのだと云うことが判る。
過去にも触れたけれど、自分の真横からと肩口後ろから
それぞれ盤面までの引きで撮った動画が有効だ。
自分がどう向いて、どの角度で、その速度で・・
あまりにも条件に無理がある人が多い。
(その高さ、その矢速、そのリリース、そこに(ターゲット)いくには、
どう横から視ても無理がある。それを補うために、
必要以上に指先でつまみ、チップを上向かせ、
指先からスッポ抜くように発射角度をつけているんだろうなぁ?!
といった具合)
時には、盤面、ターゲットばかり見ないで、
自分の飛行軌跡をイメージできるほど、
見ておくのもいい。
では、各自 キャリアに画像を入れて
いざ フォーラム。詳しくは、現地で。