こんにちは。だーとです。

 

Bank Holidayとハンネの由来については前回のブログで書いたので、今回のメイントピックは「その後」なんですが、ちょっと横にそれます。

 

多分、結弦ファンの方だと思うのですが、Gary Mooreのオススメを他にも教えて、というメッセージを頂いたので、書いておきますね。(こういうのって「自分のブログを読んで貰っている」というのが実感出来て、嬉しいですね!)

 

僕のGary Mooreの泣きのGuitar系でのオススメは

 

①「Sunset」  アルバム「Rockin' Every Night~Live in Japan」より

 

日本初来日の時のライブアルバムです。武道館でこの曲はアンコールで演奏されたのですが、涙が出てきました。曲前のMCで「Song dedicated to Randy Rhoads」とGaryがぼそぼそと喋っていますが、これはOzzy Osbourneの1-2枚目のアルバムでギターを弾いていたRandy Rhoadsへ捧げた曲です。

幾つかのバージョンがありますが、臨場感という意味ではこのライブのテイクが僕にとっては一番のオススメですね!この時のGaryとキーボードのDon Aireyのコンビは最高!ライブの時に武道館で当時中学生の僕も見ていたのですが、フリーテンポ故にGaryとDonがお互い見ながら曲を展開させていった姿に「即興でこんなに美しい曲が演奏できるんだ」と鳥肌が立ちました。

 

このアルバムでどうしても気になっているのが1か所だけあります。Sunsetの前の「Back On the Streets」という曲のエンディング部分で「Thank you Tommy Aldridge!」(Tommy AldridgeはBlack Oak Arkansas、Ozzy Osbourne、Whitesnake等で叩いているDrummer)と言っている様にどうしても聞こえるのですが、このライブツアーのドラムは元Deep PurpleのIan Paiceだった筈。幾つかのライブテイクの繋ぎ合わせのアルバムなんでしょうか?w

 

Randyは25歳の若さでフロリダ州リースバーグで、ツアークルーが無茶運転したセスナ機の墜落事故で不慮の死を遂げます。2022年に映画にもなりましたね。Blu-rayも発売されています。足に小児麻痺の影響を持っている美形のギタリストでした。当時白いLes Paul Customと水玉のFlying V(いずれもギターです)はギター小僧の羨望の的だったな。

 

②「Sunset ~ Parisienne Walkways」 アルバム「Gary Moore Live」

 

Gary、Don Airey(key)、Tommy Aldridge(Drum)という強力なラインアップのライブアルバム。LondonのMarquee Clubで行われたLiveのテイク。①のSunsetから羽生結弦選手のショートでも使われた「パリの散歩道」に繋がる7分超えのLong version。Phil Lynottとの共演のボーカルバージョンも有りますが、僕はこのインストバージョンの方が好き。インスト物も幾つかライブテイクがあるのですが、弾きまくっていたGaryの泣きのギターを堪能したいなら、これがオススメ。私もTottenham Court Road駅近くにあったMarquee Clubには何度かLiveを見に行きました。多分All Standing型のライブハウスのハシリだったと思いますが、今は既に閉鎖というか別のお店に代わってしまいました。

 

③「The Loner」 アルバム「Wild Frontier」

 

当時HM&HR雑誌の「Burrn」で酒井康編集長だったか、Masa伊藤氏が最高点を付けたアルバム(だった様に記憶しています)。当時のMusic Videoでは白いJacksonヘッドのHamerギターを弾いていました。

何故か、このアルバムのカバー画像が僕がDartmoorに抱いていたイメージでした。実際は多分Garyの出身地であるアイルランドの風景だと思いますが。

実際はGaryの曲ではなく、Max MiddletonというJeff BeckのバンドのKeyboardistがCozy PowellのOver the Topというアルバムで書いた曲をGaryがコピーしたものです。

 

以上がBest 3ですかね。

 

その他、選外にしてしまいましたが、幾つかのライブアルバムのみに収録されている「So Far Away」、Thin Lizzy「Still in love with you」はボーカル入りの大人っぽいバラード、Garyのソロは短いですが非常にCatchyなソロです。後はBluesの世界に行ってしまった後ですが「Still got in blues」等もオススメですね。

 

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