WWⅡの仕様とはまた違う。 | STUDIO D'ARTISAN OSAKASHOP BLOG

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ステュディオダルチザン大阪店のブログ






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7/19(土)~7/31(木)まで

D’ARTISAN OSAKA
M’ARIJUAN TOKYO

直営店にてSALE開催中!

一部対象外はございますが
お買い得にアイテムをGETするチャンスとなっておりますので
是非ともこの機会にご来店くださいませ!


※SALEのアイテムに関しましてはポイントカードの使用・捺印はできませんのでご了承お願いします。
また、SALE内容に関しましては店頭にご来店にてご確認頂けます様よろしくお願い致します。






大阪店松本です。

本日は2014秋冬物として新入荷してきた大戦ジーンズをご紹介したいと思います。

D1538xx-B  ¥24,800+税


このジーンズには生地の織り方と糸の撚り方の関係性が面白く特徴的です。

生地の特徴といえば前回発売したときにうんちくをタラタラと書かせて頂きましたので
そのうんちくをもう一度・・・



元々の糸はS撚糸(下図右)と呼ばれる、左綾を織り上げるときに用いる糸を使用し
反時計回りに糸が捻られてます。

普通右綾を織り上げるときはZ撚糸(上図左)を使い、右綾と同じ方向に縮んでいくよう作られるのですが
この生地は敢えて右綾織にS撚糸を組み合わせ、逆方向に縮みが出るように操作し
独特な表情が出るよう考えられて作られております。

まぁ一言で言いますと縮む方向が逆で喧嘩しちゃいます。
糸は反時計回りに縮みたいのに、織りは時計回りに縮むようにされているのだから・・・


で、喧嘩しちゃうとどうなるか・・・・・
生地の表面が凸凹になります。
この凸凹感が前回、前々回購入したいただいたお客様からの評判がかなりよく
もう一度作って欲しいとの声をたくさん頂戴し、今年も作成することが出来たのです!


ではここから、前回と違う点をまとめていきます。


前回、前々回はレギュラーストレートだったのですが、今回初めてタイトストレートに。
元々大戦モデルは物資抑制の為に市販されているドーナツボタンを使用したり
不必要と判断された部分の排除(リベットや補強布)や、安価な生地のポケット生地変更など
色々な仕様変更がされているのですが、本当はシルエットがゆったりしている状態こそコストダウンできたのではないかなと感じます。
そういった意味ではより当時の物資抑制に伴った形に仕上がっていると思います。
実際はダルチザンの独自の考えも入っているので隠しリベットが入っていたりするのでオリジナルですが・・・

大戦によく見られるドーナツボタンやコインポケットの廃止


ポケットスレーキにはダルチザンオリジナル生地の迷彩柄を

もちろんペンキステッチなどの仕様もしっかりと


ダルチザンらしい部分としては大戦では普通付いていない隠しリベットが


フロントポケットにはより頑丈にする為の補強も


この生地は15,5オンスのアメリカ産コットンを使い、独特なネップ感やキレイなブルーを表現されております。
耳使いも赤耳ではなくオレンジ耳




中々オレンジ色の耳は見たことないので個性的ではないでしょうか。


実際に現存の定番ジーンズと外の光を当てて見比べてみてもかなりきれいなブルーということが分かります。

段々穿いていくとくすんだヴィンテージ感のあるジーンズに変貌していってくれることでしょう!


濃紺ジーンズとはまた一味違う味のあるデニム

ぜひぜひオススメさせて頂きます!


それでは今日はこの辺で!

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