ダルチザン直営店マネージャー 野上です
今回紹介しますのはインドフランネルシャツです。
インドフランネル(通称インドネル)はアメリカンカジュアルの中では良く出てきますが、
詳しく知っている方は少ないと思います。ちなみにインドネルは手織りです。
なぜなら恐ろしく歴史深い物である為です。
まずフランネルは元々イギリスの織物、正確にはウェールズの織物になります。
16世紀ウェールズに平織り物として誕生しました。
そこからイギリス、フランス、ドイツとヨーロッパに広がって行きました、、、と言われています。
ふと思うのが、、、スコットランドの民族衣装のキルトもフランネルでしょう。
個人的にはスコットランドのケルト民族衣装のタータンのキルトがフランネルシャツの出発地点と思います。
注:スコットランドの民族衣装のキルトとはスカートみたいな一枚布です。ちなみにスカートではありません。
タータンと言われる柄を毛織物として織り込んであります。柄のパターンにより氏族として分れます。
日本の家紋と同じ意味合いを持ちます。ちなみにタータンチェックと言う柄や言葉は存在しません。
ではそれが何故インドに繋がるのかと言いますと、
17世紀イギリス大英帝国時代の植民地がインドだったからです。
インドで綿花を使って織物に仕上げ、貿易に使っていた様です。
そしてイギリス東インド会社がそれをアメリカに運んでいたのでしょう。
東インド会社が運んでいた物は香辛料、紅茶そして、、、、
インディゴです。
そして。。。。。アメリカに渡りました。
でアメリカでフランネルシャツとして出来上がりました。
ざくっと言いましたが、インドフランネルは歴史の産物です。
↓ダルチザンのインドフランネルシャツです。
よくよくフランネルシャツを見るとスコットランドっぽいです。
刺繍で「SON'S OF D ARTISAN」と入ってます。
意味は「職人の息子のが作りました」
着て見ました。フロントポケットは手織り生地では難しい柄合わせしています。完璧です。
このフランネルシャツは起毛しています。起毛しているフランネルをイギリスでは正確にはフランネレットと言います。フランネルより高価な素材となります。
インドフランネレットシャツ、、、さっぱりなんのこっちゃわからなくなります。
歴史上、一番ネルシャツが似合っていたのはグランジの神様
ニル○ーナのカー○・コバーンでしょう。
ネルシャツにジーンズをグランジファッションと言う位ですから、、、
ちなみに
ロックのジンクスって知ってますか、、、ブライ○ン・ジョーンズやジミ・ヘン○リクス、ジャニス・ジョ○リン、ジム・モ○ソンみんな、、、、、、27歳でこの世を去ってます。
カー○・コバーンも。
品番 5359 5359S(刺繍あり)
上代¥16590 ¥19740(刺繍あり)