(写真は木立の向こうで雲に隠れる十六夜(いざよい)の月、月齢16.7)

中日新聞第1面トップの記事を見て雑感をまぶしてメモしとります。
(まずは妄想から)
21世紀の今、我々人類がドてんこ盛りに積み上げた負の遺産のひとつ、プラゴミ・・・
既に海も陸地も処理のできないプラゴミに悲鳴を上げている!
特にマイクロプラスチックによる海洋汚染はあまりにも深刻な事態となっている。

プラスチックを分解する微生物、なんて言葉を見ると(実際に研究されていると思うけど)つい余計な妄想が頭をもたげる。
プラスチックを食う菌が突然変異を起こして、地上のあらゆるプラ製品に襲い掛かったら!?
・・・怖い、それSFホラーかクライシスか。
私らの生活全部パーんなってまうに!!
だってプラスチックを使ってない製品のほうがずっと少ないじゃん?(怖)

などという妄想は置いといて~、希望の光は「生分解性プラスチック」☆
記事で紹介されているのが、トヨタ紡織と岩手大の、三陸産のワカメと昆布の捨てる部分を使ってプラスチックを合成する研究の成功。

2019年春にスタートした共同研究。
岩手大の応用微生物学のY准教授が発見した微生物は、海藻の主成分アルギン酸を体内に取り込むと、PHA(ポリヒドロキシアルカン酸)というプラスチックの一種を作る性質があるだげな。

そしてトヨタ紡織がそれを使ってワカメとコンブからPHAを作って、食品包装フィルムなどに応用できるシート状に加工することに成功♪

トヨタ紡織は既にケナフという1年草(草といってもでかくて固い茎が4mくらいになる!)を使った製品を、自動車の内装材の一部に使用しているだげな。

詳細まではここにメモできないけど、実験の結果バッチリ生分解性が確認できた!
産業廃棄物として捨てられているワカメと昆布の食べられん部分をPHAにすれば、産地も助かるし、地球も助かるだよ~!!

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こがらし亀次郎: レジ袋も全部それにすりゃ海亀たちも助かるぞ(泣)

SIGMA(Darth Yumi): 従来のだとクラゲと間違えて食べると悲劇だもんね(涙)

亀: 1日も早く安全な「生分解性プラスチック」に切り替えてほしいもんだ!

S: 分解しちゃ困る製品は従来の材料で(笑)

亀: さて2月も終わったが季節の変わり目、どちらさんも養生しておくんなせえ☆彡